ニンテンドースイッチ「星のカービィ スターアライズ」について、雑誌「ニンテンドードリーム 2018年5月号」で開発スタッフインタビューが実施されています。
この中で、網で捕まえて仲間&きびだんご案がコメントされています。
星のカービィ スタアラ、きびだんご案
「星のカービィ スターアライズ」は、敵を仲間に出来ることが最大の特徴です。
また、仲間にした敵は、フレンズヘルパーとして、一緒に冒険をすることが出来ます。
この「仲間にする」方法については、現在の仕様が固まるまでに、いくつかのアイデアがあったことがインタビューで明らかにされています。
「星のカービィ スターアライズ」の製品版で、敵を仲間にする方法は、カービィがハートを敵にぶつけるというものです。
これになる前は、カービィが網で敵を捕まえて仲間にするというような案もあったそうです。
また、任天堂側の提案などもあり、キャンディーなどの食べ物をあげたら、お礼として仲間になってくれるという案があったこともコメントされています。
そして、この「食べ物をあげたら仲間になる」という方法が、昔ばなしの桃太郎っぽいので、今作の仲間にする方法は、当初は「きびだんご」と呼ばれていたことが明らかにされています。
ただ、さすがに「きびだんご」では、カービィの世界観に合わないだろうということで、今作のストーリーの概要も参考にして、最終的にハートを投げるという仕様に決まったそうです。
カービィのアイデンティティーを脅かす仕様
ニンテンドースイッチ「星のカービィ スターアライズ」において、ハートを投げて仲間にするという仕様は、これを本当に入れていいのかという悩みもあったようです。
カービィと言えば、すって飲み込んでコピーをするというのが基本的なゲームスタイルです。
フレンズヘルパーの仕様は、本来は、カービィが敵を吸って飲み込んでコピーして、その能力のヘルパーを生み出すというのが、これまでのカービィのゲーム性に一番沿っている仕様になります。
今回、ハート投げるだけで、敵の能力を持つ仲間が加わる仕様を入れるということは、カービィのアイデンティティーを脅かすのではないかと考えたということも、ハル研究所の熊崎氏によってコメントされています。
ただ、最終的には、なるべく吸い込むチャンスを作ったり、フレンズヘルパーを増やしながら遊んでいるときも、カービィらしさが損なわれないように気をつけることで、この問題は解決するようにしているとのことです。
また、吸って飲み込むという動作は、ハートをぶつけるだけよりも動作が多く快適さが損なわれます。
さらに、そもそも、完全新規に始めるプレイヤーには直感的ではないのではないかという考えもあり、今回はこれらを重視し、ハート投げだけで仲間になる仕様を採用したということも明らかにされています。
なお、結果的には、どちらかと言えばこの可愛らしさが大きな成功のポイントになっているような気もしますが、熊崎氏は、性別問わず、全年齢に今作を遊んで欲しいので、ハートを振りまいているカービィの姿を大きくアピールすると、人によっては可愛すぎて恥ずかしさを感じてしまうのではないかという部分も気になっていたそうです。
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コメント
なんでも食べる=食欲旺盛
から食べ物であるキビダンゴでも世界観は崩壊しないと思うけどなぁ
むしろなんで団子?など海外ウケ良いと思うんだけどなぁ…
キビダンゴは食べると即時ライフ回復とか食べた後の串が武器になるとかネタを仕込んでおけば縛りプレーも可能になるしな
↑なんでも食べるのはカービィやデデデくらいだし、カービィにハートは投げられないぞ
それにきびだんごってゲーム的には見映え悪いし、外国人は茶色い丸をみたところで団子と認識できないしそもそも団子知らないし