任天堂の古川社長のインタビューが日経に掲載されています。
インタビューでは、マリオカートが古川社長の入社のきっかけになっていたことがコメントされています。
マリオカートと古川社長
古川俊太郎氏は、2018年6月に任天堂の社長に就任しています。
ゲーム開発者出身の岩田元社長などと異なり、その人物像はあまり知られていません。
ただ、今回、日経がその人物像をインタビューで少し明らかにしています。
これによると、古川社長が任天堂の入社試験を受けたのは、スーパーファミコンで発売された「スーパーマリオカート」がきっかけになっていたそうです。
古川社長は、元々ゲームをプレイしていたものの、コーエーテクモの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」や、バンダイナムコの野球ゲーム「スーパーファミスタ」などを好んでプレイしており、任天堂のゲームはあまり遊んでいなかったとのことです。
しかし、早稲田大学時代、大学のテニスサークルの後輩から「スーパーマリオカート」のプレイを勧められたそうです。
そして、久々に任天堂のゲームをプレイしてみたところ、抜群に面白いと感じ、いいものを作っている会社だと思ったことが、後に任天堂の入社試験を受けるきっかけになっていたそうです。
このため、古川社長は、「あの時マリオカートをやっていなかったら、違う人生だったかもしれません」とコメントしています。
ちなみに、スーパーファミコンの「スーパーマリオカート」のプロデューサーは宮本茂氏であり、その宮本茂氏の作品を遊んでいた人が、現在、同じように任天堂の取締役になっているのは、なかなか感慨深いものもあるかもしれません。
なお、現在、宮本茂氏は69歳、古川俊太郎氏は49歳で、宮本茂氏は若い時から開発の最前線にいて、古川俊太郎氏は社長としては比較的若い時に就任しているので、このような関係が誕生している部分もあります。
コメント
この社長
任天堂ゲーム好きそうだなって思ってたけど
違ったのかw
バリバリのゲーマーかと思ってたけど
そうでもないのかな…
宮本茂さん69歳なのか。
だんだんゲーム業界を支えてきた人がいなくなり新しい世代になりますね
そもそも岩田社長の経歴と(良い意味での)出しゃばりたがりっぷりが異常だっただけで大企業の社長としてはこんなもんでしょ
売り上げ至上主義過ぎるのがアレってだけで