マリオ35、ステージがオリジナル版と微妙に違うと話題。挙動も

　ニンテンドースイッチ「スーパーマリオブラザーズ 35」の話題を1つご紹介しておきます。

　今回は、ステージがオリジナル版と微妙に違うと海外で少し話題になっています。

マリオ35、オリジナル版と微妙に違う

　「スーパーマリオブラザーズ 35」は、「スーパーマリオブラザーズ」35周年の記念作品の1つとして、ニンテンドースイッチで配信されているダウンロード専用ソフトです。

　今作は、「Nintendo Switch Online」の有料サービス加入者に向けて配信されている無料ソフトです。

　「マリオ35」のゲーム内容は、簡単に言えば、初代スーパーマリオを使ったバトルロイヤルゲームです。

　35人が別画面で同時に初代スーパーマリオをプレイし、そのプレイ内容が他のプレイヤーの画面に影響を及ぼし、ミスせずに最後の1人になれば勝利となります。

　つまり、初代スーパーマリオの腕前が試されるとも言える作品ですが、マリオ35は、初代作品のステージデータをコピーしてそのまま使っているわけではなく、微妙に違う部分が存在すると海外ファンが話題にしています。

　例えば、上の画像は「6-1」のステージですが、左のマリオ35版と、右のオリジナル版を比べると、ブロックの高さが異なります。

　このため、マリオ35は、後述の挙動の件もあるので、ステージデータを今作用に1から手動コピーしたのではないかと言われています。

　ちなみに、このブロックの高さの違いは、再現し間違えたのか、今作用に調整したのかは不明です。

　そして、こちらは体感ですぐに気づいた人も多かったようですが、マリオ35は、初代のスーパーマリオとは、マリオの各種アクションの挙動が異なるものになっています。

　このため、初代スーパーマリオをやり込んでいると、慣れるまでマリオ35の挙動に違和感を感じるようです。

　また、逆に、マリオ35をやり込んだ後に、「Nintendo Switch Online」向けに配信されている初代「スーパーマリオ」などをプレイすると、その微妙な挙動の違いに戸惑うこともあるようです。

　よって、マリオ35の練習は、初代スーパーマリオでプレイしてもあまり意味はないので、マリオ35内の「コースれんしゅう」でプレイする方がいいでしょう。

　なお、挙動が違うのは、こちらも手動で初代のスーパーマリオを再現したからであり、これは、「スーパーマリオブラザーズ 35」は、バーチャルコンソール作品ではなく、新しいゲームなので、意図的にアレンジした部分であるということが以前に開発者によってコメントされています。