任天堂の「メトロイドプライム4」の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、スイッチ2版の初週セールスは2.1万本だったというものです。

メトプラ4、初週2.1万本
「メトロイドプライム4 ビヨンド」は、任天堂の「メトロイドプライム」シリーズの最新作として、ニンテンドースイッチとニンテンドースイッチ2で発売されています。
今回、発売から1週間が経過し、いわゆる「初週セールス」がファミ通調べによって出されています。
これによると、「メトロイドプライム4」のスイッチ2版の初週セールスは21415本だったとのことです。
「メトロイドプライム4」は、前述のようにスイッチ1版も同時に発売されています。
ただ、今回の集計ではスイッチ1版はこの週の売り上げトップ10にランクインしていないので発表されていません。
このため、「メトロイドプライム4」のスイッチ1版の初週セールスは、今回の10位の販売本数の17851本未満になっています。

日本ではやはり売れず
「メトロイドプライム」シリーズは、海外で人気がある作品です。
一方、今作に限らずFPSというゲームジャンル自体があまり支持されていない日本では以前から人気がなく、これまでの「メトロイドプライム」シリーズの売り上げも任天堂の有名なシリーズの中では下位クラスになっています。
そして、今回の「メトロイドプライム4」もスイッチ2版の初週セールスが2.1万本だったので、やはり売れなかったということになります。
ちなみに、スイッチ1のパッケージ版がこの週のセールストップ10に入っていないことなどから考えると、スイッチ2版の2.1万本に加えて、スイッチ1のパッケージ版とスイッチ1版のカタログチケットでの購入、スイッチ1版とスイッチ2版のダウンロード版の購入を全て合わせても売れていないと言えるレベルの売り上げしかなかったと推測されます。
また、今作の評価は、面白くないわけではないけれど、強くお勧めするほどでもないというような、以前にご紹介した「神ゲーとしての期待は下回ったというレビュー」通りだったというような声も多いので、今後、口コミなどで今作が爆発的に売れることもないはずです。

ただ、「メトロイドプライム」シリーズが、もっと言えば「メトロイド」シリーズが日本で人気がないということは任天堂も事前に想定済みだったはずです。
それは、今作のプロモーションが日本向けではなく海外を中心にしたものだったことからもそのように判断できると思われます。
このため、「メトロイドプライム4」は、日本ではやはり売れなかったものの、本命である海外でどれぐらい売れたのかが今後の焦点になります。
なお、海外でのゲームソフトの販売状況については、具体的な数を一般向けに定期的に公表しているところはないので、今後行われる任天堂の決算で「メトロイドプライム4」が「ミリオンセラー」のソフトとして掲載されているかどうかで確認するしか方法はないかもしれません。


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