モンスターハンターライズ、タッチ操作できる部分あり。試行錯誤中の名残

　ニンテンドースイッチとSteamで発売中の「モンスターハンターライズ」について、雑誌「ニンテンドードリーム 2022年5月号」で1つ話題が出ています。

　話題は、タッチ操作できる部分があるというものです。

モンハンライズ、操作方法

　カプコンの一瀬ディレクターが、「モンスターハンターライズ」に関するインタビューを受けています。

　この中で、ニンテンドースイッチ版の開発のポイントが述べられています。

　これによると、「モンスターハンターライズ」は、当初、ニンテンドースイッチ独自の操作を使った遊びを色々と考えていたそうです。

　ただ、ニンテンドースイッチは、テレビモードと携帯モードの2種類の操作系統があり、どちらかに特化した操作にしてしまうと、もう一方のモードで遊べなくなってしまいます。

　このため、一方でしか実現できない操作は採用せず、最終的には、スイッチ独自の操作というよりも、どちらのモードでも遊べる操作方法を採用することにしたそうです。

試行錯誤中の名残のタッチ操作

　カプコンの「モンスターハンターライズ」については、ニンテンドースイッチ独自の操作を使った遊びを試行錯誤していたときの操作方法がスイッチ版に残っています。

　それは、モンスターのターゲット選択をタッチ操作できるというものです。

　このタッチ操作は、ニンテンドースイッチの携帯モードで有効になっています。

　「モンスターハンターライズ」のタッチ操作は、以前から知っている人も普通にいたと思われますが、あまり知られていない機能かもしれません。

　実際、ニンドリのインタビュアーも、カプコンの一瀬ディレクターのコメントを聞いて、「えっ」という驚きの返答を行っています。

　よって、このタッチ操作は、試行錯誤中の名残ではありますが、使うと意外と便利かもしれないので、「モンスターハンターライズ」をニンテンドースイッチの携帯モードでプレイしている人は一度試してみるといいでしょう。

　なお、「モンスターハンターライズ」のモンスターのターゲット選択だけタッチ操作できるのは、「親指が届く範囲をタッチ操作可能にする」というような設計思想に基づいて採用されたものになっているからです。