任天堂の岩田元社長について、現社長の古川俊太郎氏がコメントしています。
今回は、岩田元社長からこう学んだと言うのは岩田自身が絶対によしとしないということを明らかにしています。
岩田元社長からこう学んだとは…
任天堂の社長は、岩田聡氏の時代が長く続いたので、そのイメージがまだ残っています。
また、岩田元社長は、ニンテンドーダイレクトなど、自ら表に出て来ることが多かったので、特に印象が強い社長でもありました。
今回、そのような印象の強かった岩田元社長について、任天堂の古川現社長がインタビューで少しコメントしています。
これによると、岩田元社長からどのようなことを学んだのかと訊かれた古川社長は、まず、教わったものは多いと回答しています。
ただ、現役で任天堂にいる人間が、「岩田さんからこういうことを学びました」と言うのは、岩田自身が絶対によしとしないと考えているので、具体的な内容についてはコメントを避けるとしています。
よって、「岩田元社長からこう学んだ」とコメントするのは、岩田社長から何も学んでいないのと同じだということでもあるようです。
ちなみに、この「岩田自身が絶対によしとしない」という部分について、古川社長は、「そこにはすごい確信があります」ともコメントしています。
このため、「自分はそう思う」程度ではなく、絶対にそうだと思っているらしいので、何かそう確信させるエピソードが過去にあったのかもしれません。
なお、古川社長は、任天堂の社長として、岩田元社長のようなスタイルを目指すわけではなく、岩田元社長も含めて、これまでの任天堂の社長などから受け継いだものを元に、自分のやり方で自分で出来ることをやっていくとしています。
コメント
「昔からこうだから今もこうあるべき」みたいな古臭い考えがないのは素晴らしいと思う
あとを追わないと言っている事が、逆説的に意思が伝わっている証なんだなぁ。
そうかなぁ