任天堂、マリオが吸ったり飲んだりする画像を削除申請していると話題。AI検証用なのに…

　任天堂について、1つ話題が出ています。

　話題は、マリオが吸ったり飲んだりする画像を削除申請しているというものです。

任天堂、AIマリオ画像を削除

　任天堂には様々なキャラクターがいます。

　そして、それらのキャラクターを描いたファンアートも、毎日ネットなどに無数に投稿されている状態です。

　ただ、それらの中には「不適切」な表現で描かれたものもあります。

　今回、そのような不適切な表現で描かれたファンアートが任天堂によって削除されていると海外で話題になっています。

　それは、「マリオが吸ったり飲んだりする画像」です。

　この画像は、「任天堂のマリオやリンクなど、XのAIで普通に画像が生成できると話題。ヤバいものも…」の記事でご紹介したものです。

　つまり、マリオのイメージに合わないような表現のイラストも、XのAIによって画像が生成できているというものです。

　そして、このときに大きく話題になった「マリオが吸ったり飲んだりする画像」に対して任天堂が削除申請し、Xから削除されていることが判明しています。

　実際の削除された様子は、上のリンク先の記事や上のポストなどで見ることが出来ます。

　特に上のポストは、左がニンテンドー、右がマイクロソフトにとって不適切な画像になっていますが、左のニンテンドー側だけ削除されているのが象徴的だとも言われています。

　ただ、左の画像もマリオが吸ったり飲んだりする画像ではなく、右のように、マリオがPS5をプレイしている画像だったなら、ただのジョーク画像だとして任天堂も削除申請しなかったのではないかと思われます。

　これは、「マリオなどの任天堂のキャラを勝手にAIで描いた」から削除申請されたということではなく、「容認できない不適切な表現を含んだ状態のキャラを描いた」から削除申請されたということです。

　ちなみに、今回の任天堂の削除については、XのAIの問題点を検証するために投稿しているポストの画像に対しても行っているので海外で批判も出ています。

　それは、任天堂が抗議すべきは著作権無視でAI開発を続けているX社であって、XのAIの画像を検証するためにマリオのイラストを作った人ではないからです。

　そして、このようなことを過去に何度か行っていることもあり、任天堂は弱い者イジメしか出来ないという人も一部にはいます。

　その結果、692億円以上も稼ぎ、ソニー系の企業と共にビジネスを行っている、実際には全く弱いものではないパルワールドのポケットペア社に対する裁判の話題などでも、任天堂に対して弱い者イジメだなどとして大きな批判を行うモンスターも生み出す状態になっていたりします。

　なお、今回の削除は、実際には任天堂から委託を受けている業者が任天堂を代理して行っているようです。