任天堂とMS、E3 2021でゲーム業界が再び一堂に会することを楽しみにしている

　E3 2021について、少し情報が出ています。

　情報は、任天堂とMSが、E3 2021でゲーム業界が再び一堂に会することを楽しみにしているというものです。

任天堂とMS、E3 2021に参加

　E3は、世界最大のゲームイベントです。

　毎年、アメリカのロサンゼルスで開催されており、今年は、現地時間で2021年6月12日から15日まで開催されます。

　ただ、去年は、予期せぬパンデミックがやって来たので、不完全な形のオンラインイベントに変更されていました。

　そして、今年もまだ世界情勢が改善されていないので、引き続きオンラインで開催されることが発表されています。

　さらに、E3 2021の参加企業も一部発表されており、例年通り、任天堂やマイクロソフト、カプコン、UBIソフトなどの大手メーカー各社が参加します。

　今回、参加企業として発表されたハードメーカー2社のトップである、任天堂のダグ・バウザー氏と、MSのゲーム部門のフィル・スペンサー氏が、E3 2021に関するコメントを出しています。

　これによると、任天堂のダグ・バウザー氏は、ゲーム業界がファンの皆と再び会えるのは素晴らしいことだとコメントし、今年もバーチャルなイベントになるものの、楽しく魅力的なものにする予定だと明らかにしています。

　また、MSのフィル・スペンサー氏は、E3 2021で今後のXboxの計画を明らかにすると共に、ゲーム業界が再び一堂に会し、皆とイベントで会える日を楽しみにしているとコメントしています。

　よって、任天堂もMSも、またデジタルイベントになってしまったものの、協力してゲーム業界を盛り上げるためにE3のイベントに力を入れていくことを明らかにしています。

　なお、もう1つのハードメーカー「ソニー」は、現時点ではE3 2021への参加を表明していません。

　ソニーは、かつてはE3に非常に力を入れていたものの、ここ何年か、なぜかE3に参加せず、独自イベントを開催する形にしているので、今年も参加しない可能性が高いと言われています。

　このため、実際には、E3 2021でゲーム業界が再び一堂に会する状態にはならないかもしれません。