任天堂のQOL事業について、平成28年3月期第3四半期決算で君島社長がコメントしています。
QOLは、「Quality of Life」として、「睡眠と疲労」をテーマにした商品発売が予定されていると発表されていますが、君島社長は、「商品化できる段階であることを確信していませんので、2016年3月期に(商品として)発売することは予定していません」ということを発表しています。
よって、近いうちに何か商品が出ることはなく、来期以降の予定になっているようです。
ちなみに、朝日新聞では、「まだ任天堂の製品として出すレベルにない。出せるようになれば出すし、ならなければ、どうするかをさらに検討すると述べた」と書かれていて、「製品化を断念する可能性も出てきた」ということが報じられていますが、任天堂の発表版だとそのコメントは掲載されていません。
任天堂のQOL事業の「睡眠と疲労」については、以前にご紹介したように、既に発売されているものとほぼ同じような商品だと言われているので、「商品化できる段階であることを確信」は出来ると思われますが、既存の商品はセガの脳トレなどと違って売れていないので、任天堂らしい要素を追加しても「売れるかどうか」については、なかなか予想は難しく、その部分で迷いがあるのかもしれません。
なお、QOL事業については、睡眠などの健康関連の他、学習分野なども以前にコメントされているので、「QOLという領域については、できることがあると思いますので、この分野の事業を拡大していくことは引き続き検討していきたいと思っています」ということもコメントされており、QOL事業そのものをやめるという予定はないようです。
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コメント
脳トレはセガじゃなくて任天堂じゃね?
セガ(セガトイズ)×東北大学川島教授の「脳力トレーナー」がおもちゃとしては異例のヒットをしたことを受けて、DS脳トレが売れると確信して発売されたとも言われている部分をかなり雑に省略して書いたので、文脈としてはセガの脳トレということになります。
時代の先を行くけれど大セールスにつなげられないセガらしさ伝説の1つですね。
バイタリティーセンサーみたいに正しい結果がどんな人にでも出て来てくれる部分に問題があるのかもと思うけど、確かに大きく売れていくのか疑問もあるしどこが問題でいつやっぱり無理と判断したんだろ
なんだか雲行きがあやしくなってきたね。
予算もかけてるだろうけど、予算かけても出さないこともあるしね、任天堂は。
これ過ごい期待してる
OMRONに類似商品があるのに任天堂がワザワザ出すんだから、OMRON以上の精度で睡眠を
計測してくれることを期待できるし、「Sleep Cycle」みたいに眠りが浅くなったタイミング
で起こしてくれる目覚まし機能があれば尚良し