任天堂について、1つ話題が出ています。
話題は、任天堂最強法務部は修理履歴も使って訴える相手を特定するというものです。
任天堂最強法務部、修理履歴も使う
任天堂は最近、エミュや改造に関連する人物や団体への法的な訴えを強化しています。
そして、その中の1つに、ニンテンドースイッチの違法コピー品の販売などをオンラインで行っていた「Archbox」というニックネームを使う人物への裁判が存在します。
この人物は、ネットで匿名で活動したり、匿名でオンラインショップの運営に関わっていただけなので、自分が任天堂から訴えられるとはあまり思っていなかったようです。
ただ、今回、任天堂が匿名のオンラインショップ関係者を特定した経緯が裁判で少し明らかになっています。
まず、この「Archbox」という人物は、あるネットの掲示板でニンテンドースイッチの改造に関する投稿を行っていたり、自身が関係するショップへ誘導する書き込みなどを行っています。
また、この掲示板は登録制なので、「Archbox」のユーザーアカウントと同一とみられるアカウントで一般的な話題の投稿も行っていました。
そして、その中に、自分はアメリカのアリゾナ州フェニックス近郊(マリコパ郡サプライズ)に住んでいるというような投稿や、ある病院に行ったなどの投稿が存在しました。
任天堂最強法務部は、こういった投稿に目を付け、病院に開示請求を行ったのかなど、具体的な手法は明らかにされていないものの、「Archbox」が本名「James Williams」という人物であると暫定的に特定します。
その後、任天堂が「James Williams」の名前でニンテンドーアカウントを調査してみると、同じ名前で登録されているニンテンドーアカウントをいくつか発見することになります。
さらに、これらのニンテンドーアカウントを詳しく調査すると、過去に任天堂に修理を依頼した形跡があり、修理品の受け渡しに使うためのガチ住所として、アリゾナ州フェニックス近郊で登録されている「James Williams」のアカウントを発見することになります。
そこで、任天堂はこのアリゾナ州フェニックス近郊から修理を依頼していた「James Williams」が「Archbox」だと確信し、訴状を送ることにしたそうです。
よって、任天堂最強法務部は、ネットの書き込みを調査したり、自身が持つ修理履歴も使って訴える相手を特定すると海外で話題になっています。
ちなみに、こういった行為は個人情報の悪用ではないかというような意見もあります。
しかし、ニンテンドーアカウントを登録するときや、修理を依頼するときに入力する個人情報などについては、「必要だと判断される他の目的でも使う」というような趣旨の規約に事前に同意した上で作成、入力しているはずなので問題はないということになっています。
なお、今回の訴える相手の特定作業のほとんどは、実際には任天堂最強法務部から依頼されたアメリカの法律事務所が行っています。
また、この違法コピー品などによる権利侵害の裁判の結果は、「James Williams」が自身の関わりを認めたものの、実際の裁判手続きに出て来なかったため、任天堂の勝利であっさりと終わっています。
コメント
最強法務部っていうか訴えられた方の行動がマヌケに思えるw
これは良いネットストーカーの解説
すいません法務部ってもう存在しないのでは
任天堂の法務部がなくなったというのはかなり古い情報だと思います。
以前から「法務部」というそのままの名前の部署が存在しています。
https://www.nintendo.co.jp/jobs/keyword/45.html
まぁ登録ってこういう場合にも当然使われるだろ
何かあったときに使うものだし、たまたま当事者が任天堂だっただけでユーザーとユーザーの場合やユーザーとメーカー、ユーザーと第三者の場合もあるわけだし、日本も掲示板のアカウント導入が叫ばれる理由の一つだよ
匿名性の高いアプリで闇バイトがここ、ここまで猛威を振るう国
5chが犯罪の温床になっていても肥大化して歯止めがきかない危うさ