任天堂が先日発表した、2014年3月期決算の下方修正についてのアナリストのコメントが、ウォール・ストリート・ジャーナルの日本語版に掲載されています。
これによると、
一部の専門家は任天堂が変われるかどうかに懐疑的だ。同社は独自の路線を歩み、外部の意見に耳を傾けないという道を歩んできたからだ。
ある専門家は任天堂が方針転換するチャンスだが、チャンスをつかむとは思わないと述べた。
・・・という厳しい意見があるものの、
一部のアナリストは任天堂が研究開発費を強化していると指摘、新たなゲームシステムの開発に取り組んでいる可能性があると述べた。
大和証券のアナリスト田中聡氏は任天堂が設備投資を150億円増額したことに注目、何かは分からないが真剣に取り組んでいることの表れだと述べた。
・・・というような評価もあるようです。
設備投資を150億円増額ということについては、少し前に障害が発生したオンライン関連の増強などに使われる可能性もありますが、先日ご紹介した「新たな事業構造」などに関する追加の投資であることに期待したいところかもしれません。
情報元
コメント
会社経営において最大級の失策は、失敗したから新しいことをやるという方針転換のやり方。
これまで積み重ねてきて熟知している事業が失敗しているのに
右も左もわからない事業に参入して稼げるなんて世の中甘くない。
マスコミの異様な任天堂叩きに惑わされず、任天堂には
失敗からじゃなく成功の積み重ねから新事業展開を行ってほしい。
たまたまこのタイミングで取り上げられたでけで、ずっと前から決まってた感じですかね
第二四半期の決算の時も営業赤字の理由に設備投資の増額を挙げてましたから、
WiiU関連に注力しているのかもしれませんね。
2月は問題なくソフトがあるのでこれ以降もコンスタントにソフトを発売できる体制にしていって欲しいですね。
正しい名目は「設備投資」ではなく、「研究開発費」です。
HPに掲載された岩田社長の説明によると
「継続した開発体制の強化や、常に行っている新たな研究開発」
とのことで、メインはソフト開発にあてられるのでしょう。