ニンテンドースイッチ、円安で価格が上がることはあるのかの公式の回答

　ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。

　話題は、円安で価格が上がることはあるのかの公式の回答についてです。

スイッチ、円安と価格

　ニンテンドースイッチは、現在、普通の本体が32978円、有機EL本体が37980円、Lite本体が21978円で販売されています。

　また、ゲーム機は、最近はあまりそのような戦略が実行される機会は減っている感じですが、発売から年数が経てば値下げされるパターンも多くなっています。

　このため、ニンテンドースイッチもいつか値下げされるのではないかとも言われています。

　しかし、先日、iPhoneやiPadなど、アップル製品が大幅に「値上げ」されたことからも分かるように、現在は歴史的な円安なので、様々なものの価格が上昇する傾向にあります。

　そして、iPhoneなどと同じような精密機器のニンテンドースイッチも、円安を考慮して値上げされる可能性がないとは言えません。

　今回、ニンテンドースイッチが円安を理由にして価格が上がることはあるのかについて、任天堂の株主総会で質問が出され、それに対して公式の回答が出されています。

　これによると、ニンテンドースイッチは、円安で価格を上げる予定は今のところないとのことです。

　よって、ニンテンドースイッチは、アップル製品のように大幅な値上げが実施されるかもしれないと思って急いで買う必要はないということになります。

　ちなみに、任天堂が円安で値上げをしない理由は明確には回答されていません。

　ただ、ゲーム機は、他社との価格競争も激しく、スマホのように生活必需品と言えるようなものでもないため、高いと思われないようにすることが大事で、簡単に値上げ出来ない事情もあるのだと思われます。

　なお、任天堂は、いわゆる「輸出企業」の1つなので、円安は会社の最終的な利益をアップさせるものになっています。

　しかし、全体としてみれば大きくプラスですが、海外での部材の仕入れコストの上昇や人件費の高騰など、任天堂も急激な円安でマイナスな影響がないわけではありません。

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