ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。
話題は、任天堂がニンテンドースイッチのジョイコン欠陥に関する集団訴訟の1つで勝利しているというものですが…
カリフォルニアでのジョイコンの集団訴訟
ニンテンドースイッチは、これまで何度かご紹介したように、発売当初からジョイコンに欠陥があると言われています。
これは、スティックがすぐにダメになり、勝手に動くなどの症状が発生するというものです。
一方、任天堂はジョイコンの「改良」は行って来たものの、ミスを認めて設計の変更などの「根本的な仕様の変更」は行わなかったため、問題が長期化しており、いくつかの国で集団訴訟を提起されている状態になっています。
今回、その中の1つ、アメリカのカリフォルニアでの集団訴訟で、任天堂が勝利していることが明らかになっています。
任天堂が勝利
今回のニンテンドースイッチのジョイコン欠陥に関する集団訴訟は、「ジョイコンに欠陥があるとは言えない」から任天堂が勝利したわけではありません。
任天堂は、今回の集団訴訟に対して、まず、消費者はニンテンドースイッチを購入し、有効化させるときに「使用許諾契約」を締結していると主張していました。
そして、この使用許諾契約には、トラブルに対して「集団訴訟を提起しない」というような内容が含まれているとしています。
今回の裁判では、この「使用許諾契約」が有効かどうかに関連した内容で任天堂が勝利した形になっています。
欠陥があるかどうかは…
今回のニンテンドースイッチのジョイコン欠陥に関する集団訴訟では、使用許諾契約により集団訴訟は起こせないと主張する任天堂に対して、訴えた消費者側は、ニンテンドースイッチの所有者は子供であり、契約を締結できる年齢ではなく、その契約は無効であるというような主張を行っていました。
そして、「子供だから無効」という消費者側の主張が、今回の裁判では、子供に買い与えたニンテンドースイッチは、実質、親がその契約者になっていると判断されました。
つまり、「『子供だから無効』ではない」と判断され、任天堂側の勝利としたものです。
よって、任天堂はニンテンドースイッチのジョイコン欠陥に関する集団訴訟で「勝った」ものの、今回の裁判では、ニンテンドースイッチのジョイコンに欠陥があるのかどうかの裁判所の判断は何も出ていないというものになります。
これは別の言い方をすれば、戦う前の話で任天堂が勝っただけであり、ニンテンドースイッチのジョイコンの根本的な問題点については、消費者側の「敗訴」でも任天堂側の「勝訴」でもないということです。
このため、今回の記事内容については、ニンテンドースイッチのジョイコン欠陥に関する集団訴訟で任天堂が「勝訴した」と書くと少し誤解を招くので、「勝利した」とご紹介している内容になっています。
ちなみに、海外で提起されている集団訴訟は他にもいくつもあり、根本的な問題に対するこれらの結果も今のところまだ出ていません。
ただ、任天堂の「集団訴訟を提起しないというような内容の使用許諾契約がある」という主張が認められている部分もあり、海外の集団訴訟は、「裁判」ではなく「仲裁」の手続きに変わっている事案もあるようです。
コメント
最近の任天堂は誠実さに欠けるというか、昔の任天堂らしくないよね。やっぱり岩田さんみたいな人がいないと駄目なのかな…。
スティックドリフトは接点復活材使ったら直るけどなぁ
2017年に買ったjoy-con未だに使ってるけどそんなにドリフトしてない、したことはあるけどその都度復活材噴いてるし
Wii以降の方向転換は分かるけど、耐久面の方向転換もしちゃったのがな・・・
複雑さと引き換えに耐久力下がるのは仕方ないけど、もうちょっとバランスを・・・ってずっと思ってる。
任天堂は好きな会社なんだけど、これはなんかなぁー
根本の問題を置き去りにして、元々用意された手札のカード使ってゲームしてる感が否めない。「それが裁判だから」とかそういうことじゃなくてね。主張としてはもちろん妥当だし。
ただこれ以降ジョイコンに関して何かアナウンスが無いと、正直ちょっと心象悪いわ。
接点復活剤使えば直るとか言ってる時点で任天堂に勝ち目ないわな
今世代はもう・・ね。
次世代には改善せよ。
逆に言えば接点復活剤使わないといけないって時点でね
接点復活剤前提なのはおかしいよね。
今回の裁判もうまく戦ったってだけでジョイコンの耐久性に問題がないと証明されたわけでもない。
Amazonで中身のスティックだけ買って分解して取り換えてる
もう一つ買うと5000円だけどこれなら2個セット500円だから安上がり
精密部品だらけの上にモーションセンサーまで入ってるような作りだから不具合出るのは仕方ないけど、ドリフトのウザさはやってられんからな
保証切れたら自分で交換した方がいいな