ニンテンドースイッチに新機能が追加されています。
今回は、ロード時間短縮の仕様が導入されています。
スイッチ、ロード時間短縮の仕様
ニンテンドースイッチは、少し前にバージョン8となる大型アップデートが実施されています。
この大型アップデートでは、ソフトの並べ替えなどが出来るようになっていますが、ユーザーが直接触れることが出来ない新機能も追加されています。
そのうちの1つが、ロード時間短縮の仕様です。
ニンテンドースイッチのロード時間短縮の仕様は、現在は特定のソフトにのみ導入されており、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や「スーパーマリオ オデッセイ」で確認可能です。
Oh my. The update DID improve Shrine loading times, pog! pic.twitter.com/Mdr3onYudk
— Alexis de Champris (@Pikastroff) 2019年4月26日
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、ロード時間が比較的長めですが、ニンテンドースイッチのバージョン8アップデート後に配信された最新バージョンにソフトを更新すると、上のように体感できるほどロード時間が短くなります。
ロード時間の短縮は、ほぼ全ての場面で体感可能であり、27秒が15秒になるなど、誰でもハッキリと分かるぐらいの早さになっています。
CPUのオーバークロックで実現
ニンテンドースイッチのロード時間短縮の仕様は、元々アンダークロックされているので、本来の意味とは少し異なるかもしれませんが、CPUのオーバークロックで実現されています。
スイッチは通常、約1GHzで動作しています。
そして、バージョン8以降は、これを1.75GHzまでアップさせることが出来るようになっています。
よって、一時的にスペックアップした状態になるので、ゲームのロードを早く終わらせることが出来ます。
ちなみに、このCPUのオーバークロックは、ロードのときにしか使用できず、通常のゲームプレイ時は機能していません。
このため、ロード以外の場面で何か処理能力が上がっているわけではありません。
また、自動的に全てのソフトに適用されるわけではなく、この機能を使う場合は、ソフト側で対応が必要になります。
前述の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」と「スーパーマリオ オデッセイ」は、ニンテンドーラボのVR対応のアップデートが実施されたときに、同時にこの機能を使うように変更が入ったとみられています。
今後、この機能が一般開放されるのかどうかは不明ですが、制限する必要性も感じないので、これから発売されるニンテンドースイッチソフトは、普通に使って来るかもしれません。
ただ、ニンテンドースイッチのゼルダとマリオは、携帯モード時のGPUも、以前から特別なオーバークロック状態で動かしていると言われているので、今回も特殊ケースにしている可能性もあります。
コメント
これは嬉しい
ゼノブレ2の携帯モードも多少改善してくれれば良いな
それな