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Nintendo Switch Online、デフォルトでオンの自動更新を廃止せず任天堂にしては不誠実の声

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 「Nintendo Switch Online」について、1つ話題が出ています。

 話題は、デフォルトでオンの自動更新を廃止せず任天堂にしては不誠実の声が出ているというものです。

 

NSO、デフォルトでオンの自動更新

 任天堂が「Nintendo Switch Online」について、1つ案内を出しています。

 案内は、「『Nintendo Switch Online』などの自動継続購入に適用される『自動継続購入について』の内容を更新」するというものです。

 その内容は、具体的には以下のものだとされています。

●期間固定型の利用券について、次回以降に異なる期間の利用券を自動継続購入するためには、次回決済までに変更したい期間の利用券の購入が必要であることを明示します。

●自動継続購入の更新を停止しない限り、無期限で更新を継続することを明示します。

 今回の「ニンテンドースイッチオンライン」の更新内容は、簡単に言えば、「契約の自動更新が行われる」という内容をより分かりやすく「表記」したというものです。

 つまり、実際には知らずに同意しているので違うものの、いわゆる「勝手に課金された」という不満に繋がる「デフォルトでオン状態」となっている「契約の自動更新」の仕様自体は何も変更されないものです。

 

任天堂にしては不誠実の声

 「Nintendo Switch Online」の今回の更新は、少し前に一般紙などが報じていましたが、「改正消費者契約法」の成立に関連したものになっています。

 この改正法では、「Nintendo Switch Online」などの「サブスク」について、「解除権行使に必要な情報提供」など、事業者側に分かりやすい説明を求めたものになっています。

 一方、「Nintendo Switch Online」だけではなく、サブスク一般に関して苦情の多い「自動更新がデフォルトでオン状態になっている」という問題については、「禁止」などの規定はなく、契約解除などを分かりやすいように説明すべきという「努力」が規定されただけで、引き続き問題が継続します。

 そして、この「勝手に課金」問題については、任天堂なら法律で規制が入るよりも前に自主的に「デフォルトでオンの自動更新」を廃止してユーザーの保護を行うのではないかという期待も一部でありました。

 しかし、結果は、改正法などを意識して普通に説明の追加を行っただけであり、ニンテンドースイッチオンラインの「デフォルトでオンの自動更新」を廃止しておらず、任天堂にしては不誠実の声も出ています。

 ちなみに、「デフォルトでオンの自動更新」は、ほとんどのサブスク事業者が行っている非常に不誠実な手法です。

 このため、任天堂だけが不誠実な企業というわけではないのですが、元々誠実なイメージもある任天堂が、このような非常に不誠実な手法をまだ続けていることに対して「任天堂にしては」不誠実だと言われているということです。

 これが、元々誠実なイメージがない企業ならば、このような「デフォルトでオンの自動更新」を続けていても、あまりそのような声は出ないかもしれません。

 つまり、それだけ元の任天堂のイメージが良いので、このような悪徳とも言える「商法」はしないで欲しいと願われているということです。

 なお、イギリスだと、少し前に公的な機関が任天堂とソニーに対して「指導」を行い、「デフォルトでオンの自動更新」の仕様を無効化するように求めています。

 よって、海外の一部の国では、「Nintendo Switch Online」の「デフォルトでオンの自動更新」は廃止されるとみられています。

コメント

  1. 匿名 より:

    17歳以下でアカウント登録すると自動更新はされないが……

  2. 匿名 より:

    らしくないですよね
    私はポケモンホームが勝手に3ヶ月更新になってました
    一年更新したかったのですがね

  3. 匿名 より:

    この仕様って
    喜んでる奴は誰もいないのに
    法律で禁止して欲しいわ

  4. 匿名 より:

    まあサブスクの運営はこれでものすごく儲かってるんでしょうね
    サービス利用せず金だけ払ってくれるだから