ニンテンドースイッチのハード特性について、バンダイナムコの開発者がコメントしています。
これによると、スイッチは、数フレームの遅延が入る状態になっていて、これは直せないそうです。
スイッチの遅延は直せないらしい
ニンテンドースイッチについては、先日、バンダイナムコが「ナムコミュージアム」のソフトのアップデートを行っています。
「ナムコミュージアム」は、パックマンやディグダグ、スカイキッド、ドルアーガの塔など、ナムコのレトロゲームをセットにした、イーショップで配信中のダウンロード専用ゲームです。
今回のアップデートでは、スイッチ版で発生していた一部のタイトルの入力遅延が改善されています。
入力遅延というのは、簡単に言えば、操作と画面上の表示に時間的なズレが発生するというものです。
スイッチ版「ナムコミュージアム」では、特にギャラガ88の遅延が酷いと言われており、今回のアップデートでこれが改善されたということになっています。
なお、注意事項としては遅延関連は改善であることをご注意くださいませ。Nintendo Switchはそのハードの特性上、どうしても数フレームの遅延は必ず入る仕様です。これは逆立ちしても直せません。平にご容赦を(´-ω-)人 #ナムコミュージアム
— Tagotch (@Tagotch) 2017年9月27日
そして、この遅延については、このようにコメントされており、遅延「解消」ではなく「改善」である点が強調されています。
ニンテンドースイッチについては、ハードの特性上、どうしても数フレームの遅延が必ず入る状態になっているそうで、これはどうしても直せないそうです。
遅延と言っても数フレームです。経験上4~5フレーム位のところに壁があって、これを越えると体感的に遅延をより強く感じます。1フレームの遅延を見きるなんてのは無理ですね。 https://t.co/QOqztzbKWr
— Tagotch (@Tagotch) 2017年9月28日
ちなみに、どういう特性だからニンテンドースイッチには遅延が発生するのかはよく分かりません。
ただ、発生しているのは、基本的には数フレームなので、普通の人が体感できるぐらいの遅延ではないそうです。
しかし、作り方によっては、ギャラガ88のように、誰でも明らかに遅延を感じるぐらいになってしまうようです。
なお、ニンテンドースイッチのソフトで遅延と言えば、コナミの「スーパーボンバーマンR」の遅延が酷いと以前に話題になっていました。
「スーパーボンバーマンR」も、その後のアップデートで改善されていますが、もしかしたらこれも、今回コメントされているようなスイッチの特性が関係していたのかもしれません。
コメント
この記事に書いてある遅延というのはフレームレートの遅延ではなくて入力操作とそれが反映される時間に遅延が発生するって事で良いのかな?
もしそうだとしたら本体とコントローラーのワイヤレス通信間の事だから全てのソフトに数フレームの遅延が発生しているわけでスプラもマリカもゼルダにも遅延発生が起こってるって事になるのか…
まあ、これからハード特性使いこなしていってくれれば大丈夫。
古いゲームって、今のアナログ入力ゲームより遅延にシビアだよね。
ジョイコンとタブレット本体が無線接続なのが関係してるのかな?
ハードウェア上の遅延が発生するってのはあると思うけど
今回改善された部分はソフトウェア上の不備なんじゃないのかね
ひとまとめにして誤魔化してるようにみえるんだけど
今までの他のハードよりも遅延に配慮しないと自然となりやすい何かがあるのかな?更に配慮してもハードの特性で多少は遅れが出ちゃうと。任天堂はどこまで分かってて作ったんだろ
ソフトウェアの部分を改善あるいは解消したけどハードウェアの部分はどうしようもないよってことでしょ?
発売日に買ったうちのJOYコンも最近は変な挙動を見せるしSwitchはコントローラー周りに結構な不満があるなぁ。これって設計レベルでの問題なのかね。ロットによってかわるのかな?
ナムコの開発がへぼいだけ
無線では遅延が起こる、昔からコントローラーは有線が一番
はっきりと分かんだね
CEDEC2017のユニティ・テクノロジーズ・ジャパンによる”Unityを使ったNintendo Switch™向けのタイトル開発・移植テクニック!!”という講演のスライドによるとSwitchのソフトにはV-Sync(垂直同期)が常に適用されているようですね
垂直同期は一般的に遅延の原因となりやすいです
(Switchに搭載された第二世代MaxwellアーキテクチャGPUの次の世代であるPascalアーキテクチャでは新しい垂直同期の技術が搭載されて、Nvidiaも従来の垂直同期に比べこんなに遅延が軽減された!とアピールしたくらいですから)
コントローラーの無線通信はPS4のDualshock 4がBluetooth 2.1で0.1フレーム程度の低遅延通信を実現しているので、それよりも高速なBluetooth 3.0を採用したSwitchの無線コントローラーが数フレームもの遅延の原因になっているとは考えにくいです
やはり垂直同期や、あるいはタブレット用として開発されたTegra X1の描画システムの特性などが影響している可能性のほうが高いかと思われます
実際、Switchに限らず現代のゲームでは描画のための処理が遅延の原因になっているものが多いですからね
昔のゲームは60Hzではなく擬似NTSCや業務基板で少しずれた値だったので
60Hz固定&VSyncのSwitchでは遅延が発生するということでは無いでしょうか?
スイッチでvcが中々展開されない理由の1つがvsyncだったりするんだろうか
処理落ち場面で画面がチラつくとか遅延が大きくなるとか
スプラプレイヤーからはジョイコンはもちろんプロコンの操作性も不評なのは
これが原因?タブコンへの文句は重さ以外聞いたことなかったのに
垂直同期分遅延したってそんなに変わらないのでは?
今回修正されたのはソフトウェア。なので、遅れるのはソフトウェアと無線のラグが関係している?
ソフトウェアは、単にwait入れたり他の処理していたりして遅くなったからラグっていたのでは?
ソフトを高速化すればソフト面ではラグらないけどハードの無線関係のラグは直せないよってことだと思う(数フレームはラグる)
有線コントローラー外付けで欲しいわ
ついでにGCコン
ソニックフォースに使いたい
よくこんな状態のソフトで金とるよなアップデートで改善出来るからって
これぐらい出す前にわかるだろ
任天堂もソフトは名作だらけなのにハードはなんでダメなのが多いんだろう?
もっとシンプルに遊びやすくすればいいのに