ニンテンドースイッチ、余剰在庫はあるのか。海外でまた同梱版で実質値下げ

　ニンテンドースイッチについて、いくつか話題が出ています。

　話題は、海外でまた同梱版が発売されるというものなどです。

スイッチ、海外でまた同梱版

　ニンテンドースイッチの新たな同梱版が海外で明らかになっています。

　これによると、アメリカなどでは有機EL版のニンテンドースイッチ本体と「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」、Nintendo Switch Online 3カ月利用券がセットになった新パッケージが2025年3月に登場します。

　この新パッケージは、有機EL版のニンテンドースイッチ本体と同じ349.99ドルで販売されます。

　これにより、別々に買うよりも67.98ドルお得だとされています。

　よって、ニンテンドースイッチはアメリカなどで実質値下げの状態で売られるような形にもなっています。

　ちなみに、このようなかなりお得な同梱版は2024年の年末商戦期にも海外で投入されていました。

　また、現時点では日本で販売されるかどうかは不明です。

余剰在庫はあるのか

　任天堂は2025年にニンテンドースイッチ2という新ハードを発売する予定です。

　この新ハードは、ニンテンドースイッチのソフトも遊べます。

　このため、ニンテンドースイッチ2が発売されるとニンテンドースイッチの需要は大きく減るかもしれません。

　そして、そのような状態になる前に、任天堂としてはニンテンドースイッチ本体の在庫を売り切ってしまいたいと思っているのではないかとも一部で想像されています。

　また、そのような思惑で、前述のまた新たな同梱版を投入して、実質値下げしているのではないかというような予想もあります。

　この点について、任天堂は少し前の決算説明会で、ニンテンドースイッチの余剰在庫はないということを明らかにしています。

　また、1年前よりもニンテンドースイッチの在庫は減っているということも明らかにしています。

　よって、ニンテンドースイッチのかなりお得な同梱版が海外でまた発売されるのは、余剰在庫を抱えて困っているからではないということになります。

　一方、任天堂は少し前の決算で、今年度のニンテンドースイッチの販売台数の想定を下方修正しています。

　このため、余剰在庫というほどのニンテンドースイッチの在庫はないものの、予想よりも売れていない状況を何とかするために今回の同梱版を投入したという事情はありそうです。

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