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Wii Uの「Nintendo TVii」の日本でのサービス展開

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Wii Uの「Nintendo TVii」の日本でのサービス展開

 Wii Uの「Nintendo TVii」の日本でのサービス展開について、岩田社長がコメントしています。

 「Nintendo TVii」は、海外で発表されているWii Uの動画関連のサービスで、日本でも別のサービスの形で展開が検討されているそうです。

 岩田社長のコメントは次のものです。

 
 外部のパートナーさんの中でゲームのソフトメーカーさんではない方々の見かたについてです。例えば先ほどおっしゃっていたNetflixさんやHulu Plusさんはビデオオンデマンドと言われる動画配信サービスをされています。「いつもテレビの隣にWii Uがあり、インターネットにもつながっている」という状況をつくることはWiiのときからの目標でもありましたが、Wii Uはテレビとインターネットと人の関係を変える存在になる可能性がある構造となっています。ただ、Wiiのときには「独自の画面を持たない」とか、「Wiiリモコンは直感的に体を動かす遊びには向いていたけれども、文字を入力することにはあまり向いていなかった」という状況の中で、「Wii U GamePadを使ったら新しいサービスがつくれるのではないか」ということで『Nintendo TVii』というサービスをアメリカで発表いたしました。ケーブルテレビの普及により、アメリカには非常に多くのテレビ放送のチャンネルがあり、ビデオオンデマンドサービスも複数あって、NetflixさんやHulu Plusさんが提供されるサービスのほかにもいろいろなサービスがあります。「(その中から視聴したい番組を一度に探す)ユニバーサルサーチを実現できると非常にアメリカのテレビ文化に合うのではないか」ということで『Nintendo TVii』を用意しました。Wii Uがリビングルームに置かれて、ゲームがプレイされていないときにもお客様のお役に立ち、お客様の笑顔をつくることに使えるのであれば、(Wii Uをお客様に受け入れていただける)可能性があるのではないかと思います。そもそもWiiでもアメリカでのNetflixさんのサービスや、イギリスBBCさんの iPlayerなどは、非常にたくさんの方に使っていただいて、今もアクティブに使われています。したがって、本来的にWiiの顧客層とビデオオンデマンドサービスは相性がよく、多くのお客様がサービスをご利用されたことをビデオオンデマンド業界のみなさんはご存じです。このことから、ビデオオンデマンド業界全体でWii Uの可能性というものを高くご評価いただいておりまして、その意味ではすでに発表されているもの以外にもいろいろなお話をいただけている状況です。

 なお、テレビの視聴文化というのは国ごとに非常に大きな違いがあります。例えば日本には地上波のチャンネル数は数えられるくらいの数で、それでお客様のテレビ視聴の大部分が占められているわけですが、ケーブルテレビが非常に普及しているアメリカでは何百チャンネルの中から視聴者が(見たい番組を)選んでおられるという非常に細分化されたものです。テレビの視聴文化が違うことにより、「テレビをより見やすくする、テレビをより楽しむサービス」というものは国や地域で同じにならないわけです。ですので、日本においても、「いつもテレビの隣にあってインターネットにつながるWii Uをテレビをより楽しく見るために使えないか」ということは検討しているのですが、恐らく同じサービスではそのまま日本のお客様には理解していただくのは難しく、同じことがヨーロッパについても言えます。日本やヨーロッパでも『Nintendo TVii』というものを、テレビの視聴文化に合わせた別のサービスの形でご提案できるような検討も進めておりまして、これについてはそう遠くない将来、具体的にご説明できるのではないかと思います。その意味では、外部のパートナーさんという点において、ゲームのソフトメーカーさん以外にも、ゲームではない、ビデオオンデマンドやショッピング、他のインターネットを使ったサービスを提供する方々に、リビングで自由なスタイルで、テレビが占有されていても使えるサービスを提供できるWii Uの魅力を感じていただいているようです。また、Wiiのときにはそういうサービスを展開する際、「私たちにとっては貴重な、ゲームを開発できるチームのパワーを使わないと前に進めなかった」ということを非常に反省しておりまして、今回は「いかに任天堂のゲーム開発チームのパワーを使わずに、それらのサービスを充実していくか」ということに取り組んでおります。その意味ではWii U自体がかなりパワフルになり、ウェブで標準的に使われている技術を使って、十分な反応スピードと使い勝手が実現できるようになったと思いますので、そういう形のサービス展開をこれからしていくことになると思います。

 
 情報元

コメント

  1. 名無し より:

    読み方は
    テレヴィじゃなくてティーヴィーかな

  2. 匿名 より:

    映像コンテンツは日本ではどうだろう?
    流行ればいけど

  3. 匿名 より:

    結構これ楽しみ
    Huluみたいな番組が無料で見れるとかだったら最高

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