先日発表された、任天堂と「ユニバーサル・パークス&リゾーツ」のテーマパークのビジネスについて、岩田社長がコメントしています。
まず、きっかけについては、「2014年4月、私がアメリカへ出張した際にNBCUniversalのみなさんとお会いしたことがきっかけです」ということが明らかにされています。
ちなみに、任天堂IPを活用したテーマパークの可能性は、任天堂の社内でも以前から話題になっていたそうですが、「機が熟していなかったり、その時にちょうどご縁のあるよい提携先がなかったりというような理由から、これまでは実現」していなかったとのことです。
そうした中で、ユニバーサルは、
提案が最初から大変具体的であり
ちょうどハリー・ポッターのパークをオープンされた後でお会いしましたので、「それがどのようにしてできたのか」という話を詳しくお聞きすることができ
「IPを預けて何かを一緒にやっていく際に、一緒にやって行ける文化をお持ちなのかどうか」ということを考える上で非常に有用な情報をたくさんいただき
企業文化に共通点が非常に多いことを認識できましたし、先方の提案に心動かされる部分がいろいろありました
・・・というものであり、提案は大変具体的、心動かされるものだったので、これまでと異なり、話が進み、任天堂と「ユニバーサル・パークス&リゾーツ」は、提携することになったということになっています。
また、「それなら長期で一緒にやっていきましょう」ということもコメントされており、任天堂とユニバーサルのテーマパークのビジネスは、期間限定のアトラクションなどではなく、長期的なものになることも明らかにされています。
ちなみに、岩田社長は、
私は帰国してすぐ当社の宮本に「こういう話をいただいたので、前向きに考えたい」と話しました
それから複数回、日本でお会いしたり、私たちから出向いてお会いしたりしました
実際にアトラクションをつくる方と当社で長年にわたりゲームを作ってきたプロデューサーたちが交流をするということを続けた
・・・ということもコメントしていて、ユニバーサルからの提案は最初から大変具体的だったそうですが、ユニバーサル側の担当者は、使いたいと思っているキャラやコンテンツの、任天堂側の担当者とも何度も会っているそうなので、アトラクションなどについて、既に具体的な話がかなり進んでいるような感じにもなっています。
なお、任天堂とユニバーサルのテーマパークのビジネスについては、「任天堂がテーマパークビジネスに進出」と書かれることもありますが、実際には、テーマパーク運営を行うのはユニバーサルであって、任天堂がテーマパークを運営することを発表したものではないので、任天堂のキャラやコンテンツを貸すという、グッズのような展開を行うという内容が正しいものになります。
ただ、グッズと違って、テーマパークは、投資される規模も桁違いに大きいので、より深い「提携」という形になっており、任天堂側の監修も、かなり本格的、かつ具体的に行われるということになるのだと思われます。
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コメント
最初から具体的だったのは、随分前から任天堂のキャラに目を付けてたから、なんだろうな
任天堂らしく、インタラクティブなアトラクションだといいなぁ
amiiboや3DSとの連動があれば尚良し
ルイージマンション(お化け屋敷)
マリオカート(サーキット)
アミーボ スカイルーク装備のマリオ
ピクミン(ジェットコースター)
ポケモンはポケ株があるから遊具では無理かな?
一部コーナーとしてなら有るかもしれんけど
つかすごいな
> それから複数回、日本でお会いしたり、私たちから出向いてお会いしたりしました
よく漏れなかったな
ポケモンにも期待したいですね
ポケパーク復活とかしたら最高です
地味だけど、パーク内で流れるBGMに期待
ゲームで使われた曲のアレンジが使われるといいなー
それのサントラCDも発売してもらいたい
ポケモンのアトラクションは外国人向けのコンテンツにもなるかもね
ハリドリ的な感じで、ゲームのBGM流しながらジェットコースター乗ってみたい。