ペルソナ5 ザ・ロイヤル、別の物語に変わってしまわないように配慮した作品に

　アトラスの「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」について、ファミ通で少しコメントが出ています。

　今回は、今作の物語についてです。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル、芳澤かすみ登場

　「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」は、前作に存在しなかった「芳澤かすみ」というキャラクターが登場します。

　芳澤かすみは、主人公の転入と同じ年の春に秀尽学園に入学した、謎の美少女とされています。

　このキャラクターは、2019年3月に公開された動画で、心の怪盗団に対して懐疑的な見方をしていたので、どういう立ち位置なのか様々な予想が出ています。

　今回、様々な予想が出ている中で、このキャラクターがどのような役割になっているのかについて、アトラスが少しコメントしています。

　これによると、詳しいことはプレイしてのお楽しみになっているものの、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」から登場する芳澤かすみは、実際にプレイしてみると、動画から受ける印象とは違う側面も見えて来るようになっているそうです。

　また、芳澤かすみは、主人公の対になるような立ち位置のキャラではないものの、怪盗姿のデザイン的には、主人公のデザインと対になるように描かれていることも明らかにされています。

　ちなみに、既に主要なキャラクターがいる作品において、物語の中にも入って来る、新たな主要キャラクターを追加するのは、ストーリーはもちろん、デザイン的にもわりと大変らしく、違和感が生じないように、かなり気を付けて芳澤かすみを描いているとのことです。

別の物語に変わってしまわないように配慮

　アトラスの「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」については、芳澤かすみという、物語に直接関わって来るキャラクターが追加されたことで、無印版からストーリーがどのように変化するのか気になる人も多いと思われます。

　この点については、発売前に具体的に明らかにされることはないと思われますが、今回、抽象的に少しだけ説明されています。

　これによると、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の物語は、普通の「ペルソナ5」から別の物語に変わってしまわないように配慮した内容になっているとのことです。

　これは、物語が全然変わっていないという意味ではなく、本編が崩れ、完全に別物になってしまわないようにしてあるという意味です。

　ちなみに、抽象的なコメントなので、ここから何かを言い切るのは難しいですが、このコメントから考えると、おそらく皆が気になっているであろう、あの部分は今作でも変わっていないと推測することも可能かもしれません。

　ただ、公式サイトには、「あなたはまだ、本当のペルソナ5を知らない」、「ペルソナ5で語られなかった深層がいま明かされる」ともあります。

　このため、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」では、かなり重要な部分が変わっているようなことも示唆されており、皆が気になっているような部分がどうなっているのかは、結局プレイしてみるまで分からないかもしれません。

　ということで、新キャラの追加と物語の変更については、まだ分からない部分は多いものの、無印版の「ペルソナ5」のイメージを重視して、慎重に作られているようなので、変な方向に行く心配はしなくても大丈夫だと思われます。

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