Wiiハード

エリザベス女王に贈るために作られた純金製のWii、イベントで初公開へ

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 任天堂の「Wii」について、1つ話題が出ています。

 話題は、エリザベス女王に贈るために作られた純金製のWiiがイベントで初公開されるというものです。

 

エリザベス女王とWii

 Wiiは、任天堂の家庭用ゲーム機です。

 この家庭用ゲーム機は、Wiiリモコンと呼ばれる棒状のコントローラーを操作して遊べる部分が大きな特徴になっています。

 そして、棒状のコントローラーを使って、テニスや野球、ボウリングなどを楽しむ「Wiiスポーツ」が大ヒットを記録しています。

 また、「Wiiスポーツ」は、モーションコントロールで直感的に遊べるということで、ゲーマーの他、普段はゲームをプレイしない高齢者などにも楽しまれる状態になっていました。

 その中には、イギリスの当時のエリザベス女王(エリザベス2世)もいたと言われており、世界で話題になっていました。

 エリザベス女王が「Wiiスポーツ」をプレイしたと言われているのは、当時のウィリアム王子の交際相手であったキャサリン妃がプレゼントしたからだと言われています。

 

純金製のWii

 イギリスの当時のエリザベス女王がWiiをプレイしていたことに関連して、THQというゲーム会社が宣伝に利用することを計画します。

 それは、Wii用のパーティーゲーム「Big Family Games」のプロモーションの1つとして、純金製のWiiを作り、それをエリザベス女王に献上するというものです。

 ただ、この計画は当然のように失敗に終わり、純金製のWiiは実際に作られ、イギリスの王室へと贈られたものの、イギリス王室から受け取りを拒否される結果になっています。

 その後、この純金製のWiiは、THQで保管されていたものの、後にTHQが倒産したときに行方が分からなくなります。

 しかし、2021年に、「エリザベス女王のための純金製のWii」を何らかの形で入手していたという人が登場します。

 この人は、Consolevariations.comという家庭用ゲーム機関連のデータベースサイトを運営する1人であり、入手した純金製のWiiをオークションサイトで30万ドル(当時のレートで3200万円ほど)で売ろうとしていました。

 ただ、このオークションは結果的に成立しなかったようです。

 このため、現在も純金製のWiiは、Consolevariations.comというサイトの運営者の1人の手にあります。

 そして、今回、2024年のGamescomのイベントで、「エリザベス女王のための純金製のWii」が初めて一般公開されることが発表されています。

 ちなみに、この純金製のWiiは、任天堂が作ったものではなくTHQが外装をカスタマイズして作っただけのものです。

 このため、単なるファンメイドなカスタムハードとも言えるので、そもそも使われている金のグラム以上の価値はあるのか疑問視されている部分もあります。

 なお、当初存在した純金のヌンチャクは行方不明になっているそうです。

コメント

  1. 匿名 より:

    あまりこういう趣味のものを受け取るとイメージも悪いからな
    他にも理由はあるだろうけど

    コロナ禍だったかで出したエリザベス女王のコメント動画も煌びやかな皇室が批判されてたな

  2. 匿名 より:

    王族で金持ちだから金にすれば喜ぶだろうとか思ったんかな

  3. AKR より:

    受け取るわけないし、単純にセンス悪い過ぎる

  4. 匿名 より:

    重そう

  5. 匿名 より:

    金を使うにしても、ただの金ピカだとなんかクロームメッキみたいで安っぽく見えるね。
    漆塗りで蒔絵が施してあったりしたら素敵かも。