セガ、新ハード情報が2つも出る。ゲームギアミクロとフォグコンピューティング

　セガに関する情報が2つ出ています。

　その内容は、ゲームギアミクロとフォグコンピューティングです。

セガ、新ハード情報

　セガは、少し前にご紹介したように、今週発売のファミ通で大きな情報が載ると予告されていました。

　今回、その内容が明らかになっています。

　これによると、セガは現在、フォグコンピューティングを研究中だそうです。

　フォグコンピューティングとは、クラウド（クラウドコンピューティング）と近い概念です。

　クラウドが、遠くの「雲」のような存在としてその名称がつけられていることに対して、フォグコンピューティングは、それよりも近い「霧」のような存在として名付けられています。

　超ざっくり言えば、クラウドは完全にネット上で処理し、フォグコンピューティングはネットを介して遠く又は近くの場所に存在するPCを有効活用するといったようなものです。

　セガが行おうとしている内容としては、全国のゲームセンターのゲーム機のCPU、GPUを流用や転用し、フォグコンピューティングを実現するというものです。

　これにより、ネットを介して、高品位なゲームが超低遅延で楽しめるようになり、ゲームセンターは営業時間外でもお金が稼げるようになるとされています。

　セガのフォグコンピューティングは、現時点では研究中であり、実現するかどうかは分からないものの、今後、「フォグゲーミング」としてリリースすることを考えているそうです。

　よって、ファミ通の西川氏が大げさに予告するようなものではなかったと思われますが、セガは、新ゲーム機と言えなくもないものをゲームセンター向けに開発中であるということです。

ゲームギアミクロ

　セガの新ハードについては、「ゲームギアミクロ」というものも、ファミ通ではなく公式で発表されています。

　こちらは、各社が発売しているレトロゲーム機の復刻シリーズの新作であり、今回は携帯ゲーム機「ゲームギア」のミニ版となっています。

　ゲームギアミクロは、4色発売され、それぞれ収録タイトルが異なります。

ブラック
　ソニック・ザ・ヘッジホッグ/ぷよぷよ通/アウトラン/ロイアルストーン～開かれし時の扉～

ブルー
　ソニック＆テイルス/ガンスターヒーローズ/シルヴァンテイル/ばくばくアニマル

イエロー
　シャイニング・フォース外伝 遠征・邪神の国へ/シャイニング・フォース外伝II 邪神の覚醒/シャイニング・フォース外伝　ファイナルコンフリクト/なぞぷよアルルのルー

レッド
　女神転生外伝ラストバイブル/女神転生外伝ラストバイブルスペシャル/The GG忍/コラムス

　ゲームギアミクロの画面サイズは、1.15インチであり、この小ささで「ぷよぷよ」などがプレイ出来るのかという感じもしますが、ゲームギアミクロの4色セットを購入すれば、画面を拡大表示できる「ビッグウインドーミクロ」が付属します。

　発売日は2020年10月6日で、価格は各5478円、4色セットだと21912円です。

　販売はAmazon、楽天ブックス、セガストアのみで実施されます。

　また、AmazonはTシャツが別売、楽天ブックスはピンズ付き限定版、セガストアはスモーク色本体の模型付き限定版の発売もあります。

　現在、予約受付中です。

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