ニンテンドースイッチ「いっしょにチョキッと スニッパーズ」のパッケージ版が、先週末に発売されています。
これについて、開発者が感動を示しています。
いっしょにチョキッと スニッパーズ、パッケージ版
「いっしょにチョキッと スニッパーズ」のパッケージ版は、「いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス」として発売されています。
元々はニンテンドースイッチのダウンロード専用ソフトだったこの作品は、新ステージ40種類の追加などが行われ、パッケージ版として発売されています。
ちなみに、ダウンロード版を以前に購入している人は、追加の40ステージなどをDLCとして別途購入可能です。
「いっしょにチョキッと スニッパーズ」は、任天堂が販売しているソフトですが、開発はイギリスのインディー「SFB Games」というところが担当しています。
「SFB Games」は、かなり小規模なスタジオであり、数人でゲーム開発を行っているようなスタジオです。
家庭用ゲーム機で発売されたソフトはほぼなく、その大半はスマホ用などの簡単なゲームです。
Never in my wildest dreams as a young gamedev did I think I'd one day have the Nintendo Seal of Quality on one of my games! pic.twitter.com/Hem29iXItE
— Tom Vian (@SFBTom) 2017年11月10日
そして、今回、同スタジオとしては初めてとなる、スイッチ用パッケージ版ソフトの発売について、SFB GamesのTom Vian氏がツイッターにコメントを投稿しています。
Tom Vian氏は、自分のゲームに、任天堂の「Seal of Quality」が付いて発売されたことに対して、夢が叶ったとコメントしています。
ちなみに、「Seal of Quality」というのは、海外のパッケージ版に付いている、正規商品としてのライセンスマークのようなものです。
ゲームソフトのダウンロード版は、やはり、形のないものなので感動は感じにくいのかもしれません。
ただ、こうして、任天堂の正規商品として、自分のゲームがパッケージで発売されると、手に取って実感も出来るので、感動するものがあるようです。
スニッパーズ、任天堂以外は興味を示さず?
「いっしょにチョキッと スニッパーズ」については、Tom Vian氏が、海外メディアのインタビューで、今作の開発秘話なども少しコメントしています。
これによると、今作は、かなり前から試作品は存在していたものの、発売元を探している過程で、それに興味を示してくれたのは、任天堂だけだったというエピソードも披露されています。
今作は、ニンテンドースイッチのジョイコン分割プレイに適したタイトルになっています。
このため、この機能のお試しソフトとしても最適であり、そういう背景もあって、ダウンロードソフトとしてはかなりヒットしています。
ただ、逆に言えば、1人プレイももちろん可能ですが、スイッチのウリの1つであるジョイコン分割プレイがなければ、あまり注目されなかったと思われます。
よって、任天堂以外が興味を示さなかったというのも、ある意味当たり前かもしれず、他のメーカーから他機種版が発売されていてもヒットせず、山のようにあるインディーゲーの1つとして埋もれて終わった可能性が高いかもしれません。
ちなみに、「いっしょにチョキッと スニッパーズ」は、2015年ごろに、ゲーム開発者向けイベントなどで初公開され、その後、任天堂が共同開発の話を持ち掛けています。
当初、SFB Gamesは、今作がニンテンドースイッチ向けのソフトになるということは、任天堂から知らされていなかったようです。
ただ、任天堂が接触した時期を考えると、ニンテンドースイッチの本体機能の仕様は既に決まっていそうな頃だったので、任天堂としては最初から、これはスイッチのロンチソフトに使えるとして接触した可能性もあったと思われます。
なお、「SFB Games」のSFBとは、「Super Flash Bros.」の頭文字です。
Flashゲームを作っていたので、こういう名前になっていますが、マリオやスマブラを元ネタにしていることからも分かる通り、「SFB Games」は、どう考えても任天堂ファンのインディーです。
よって、「任天堂だけしか今作に興味を示さなかった」エピソードは、メジャーな各社を全て平等に回ってその結果だったというわけでもないというのは念頭に置いておいた方がいい話かもしれません。
その他、「いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス」については、あまり注目の商品でもないからか、Amazonレビューが、何人かいる「いつもの人」のうちの1人からしか付けられておらず、現時点で星1評価なので、購入した人がいれば正しいレビューを付けてあげましょう。
コメント
スニッパーズけっこう面白いって言われてるな
ローンチの頃からの購入者である僕が説明しようと思ったけどここで長々と語ると迷惑になるからいつかTwitterで呟いときます(笑)
本当、良かったね。
一徹かと思ったら別の方か
Amazonには★1にするの生きがいにしてる奴が何人かいるよなw
なぜBANされないのか
DLの方が便利だけどやっぱりパッケージの封を切る瞬間とか部屋にパッケージがある感じが好きだなぁ
パズルゲームなのに解き方が丁寧な形からゴリ押しまでいろいろ試せるから一度始めると考えては試すを繰り返して、実験みたいなゲームで凄い楽しかったわ
いつものレビュー共は今更ツッコミ入れるのもなんだけど、形作るのが面倒とかなんで買ったんだよw それこそパッケでアクションゲームじゃないのわかるだろw
アマゾンは荒らし放置の転売屋ウェルカムだから、レビューを見に行く価値も無い。レビューだけでなくプライム会員以外は生活用品を割引で売らないとか配送が遅いとか送料が条件付き無料とかネットショップとしての価値が最初と全く変わってしまった。ポイント分入れるとアマゾンと同額で配送もサービスも良い店はいくらでもあるから、こんな酷評をいちいち気にすることないよ。
ゲームやキャラの雰囲気も任天堂らしく見えるし
(おかげで最近まで任天堂だけが開発に関わってるんだと勘違いしてた)、
ジョイコンおすそ分けとゲームの内容の相性も良し。
スイッチ用ソフトとして販売されて本当によかったよね
自分もパッケージ版の方が「購入した」っていう実感が湧くので
今でも好きなシリーズとかならパッケージ版を購入してるな
DL版ならソフトを紛失しない(重要)、箱やソフトがかさばらない、起動が楽、
と色々便利なんだけどね
そしてAmazonのレビューは毎度毎度仕事が早いね(笑)
パズルゲームあんま好きじゃないけど、これは面白かったな
スイッチで最初に買ったマルチプレイゲームがコレとマリカだったけど、ワイワイ度はコッチの方が高かった。あーすればこーすればって相談しながら遊ぶの楽しい
ゲーマーならこの面白さが分かるはず
インディーゲームだと他にもオーバークックドみたいな
マルチプレイが面白いけどオンラインに対応していないことで評価されなかったゲームが結構あるから
今後もこういったインディーが注目されるといいね