セガのソニックについて、1つ話題が出ています。
話題は、初期案の双子の人間キャラが公開されているというものです。
ソニック、初期案の双子
ソニックは、1991年に「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というゲームで誕生したキャラクターです。
このキャラクターは、今では世界的に有名になっています。
今回、ソニックの初期のキャラクターデザインに関わり、生みの親の1人として知られている元セガの大島直人氏が、ソニックのコンセプトアートを公開しています。
これによると、ソニックの初期案として、上のような双子の人間キャラを想定していたこともあったそうです。
この双子の人間キャラクターは、ナイトメア(悪夢)世界のボス「サーティーン」から夢の世界を守る双子として設定されていたものです。
I made a draft of the game. An action game about twin brothers who protect the dream world from Nightmare World's boss "Thirteen". It evolved into Sonic.
— Naoto Ohshima (@NaotoOhshima) January 21, 2023
私はゲーム原案書を作った。 ナイトメア世界のボス「サーティーン」から夢の世界を守る双子のアクションゲーム。 ソニックに進化した pic.twitter.com/nJECKnsI4w
そして、上のものが製品版の最終デザインというわけではありませんが、これが上の画像のように後のソニックへとつながっていったとのことです。
ちなみに、「ナイトメア」というと、同じソニックチームの「ナイツ」というゲーム作品を連想する人もいるかもしれません。
ただ、この「ソニックの初期案」の世界やキャラクターと「ナイツ」の世界やキャラクターは完全に別のものになっており、ここからナイツが生まれたわけではないそうです。
ウサギやおじさんのコンセプトアート
セガの「ソニック」は、任天堂の「マリオ」に対抗するキャラクターや作品として生み出すことが求められていたものになっています。
このため、「双子の人間キャラ」というのは、そのまま「マリオブラザーズ」を真似したようなものだとも言えます。
I thought about various characters until I became Sonic. Among them, Rabbit was the first character to run in the game.
— Naoto Ohshima (@NaotoOhshima) January 21, 2023
ただ、セガの「ソニック」については、すぐに双子の人間キャラからソニックに繋がったわけではなく、そのほかにも数多くの初期案があったことが過去に明かされています。
例えば、上のようなウサギのキャラクターも初期案の1つでした。
Funny thing that those Twin Stars had human protagonists as a concept, Sonic 1 had one of the choices of a new character before the hedgehog. pic.twitter.com/NlrthT4die
— Tape (RAFFLE Jan 28) (@HeavenlyTape) January 21, 2023
また、中裕司氏っぽい感じもする、おじさんのデザインもあったようです。
ちなみに、後に「ソニック」となるゲームのキャラクターデザインは、このようにかなり試行錯誤があったようですが、マリオよりもハイスピードにするというゲーム性や、ソニックの特徴とも言えるループ地形は主人公デザインよりも先に決まっていたとのことです。
コメント
双子は今でもコロコロコミックにいそうで古さを感じさせないな
というかこの双子のゲームのほうが面白そうに見える
双子の赤い髪の子はサルゲッチュの主人公みたい
ただ特徴なさすぎて印象には残らないデザインだな。キャラクターはシルエットが命よ。
ウサギはドラえもんとオズワルドですね!(直球)