ソニーが、「平成27年3月期 第1四半期決算」を発表しました。
これによると、ソニーの決算は、
ソニーの4-6月期連結純損益は268億円の黒字となり、予想外の黒字を計上した
・・・となっており、
アナリスト4人の予想平均は115億円の赤字
・・・という事前の予想を良い意味で裏切り、予想を上回る268億円の黒字を確保しています。
黒字になった理由は、PS4の好調なセールス、「アメイジング・スパイダーマン2」などの映画事業の好調によるものとされています。
特にゲームについては、
4-6月期のゲーム分野の営業損益は43億円の黒字となり、前期の164億円の赤字から改善。PS4とそれに伴うネットワークサービス収入の大幅増が貢献
・・・ということで、PS4本体+PSプラスの課金システムがかなり成功しているようです。
ちなみに、ソニーのスマホについては、
ソニーは今回、今期のスマホの販売目標を4300万台と、従来の5000万台から下方修正した。4-6月期のモバイル事業の営業収支も27億円の赤字となり、前年同期の126億円の黒字から悪化した。
・・・とのことで、こちらは、
韓国サムスンや米アップルに大きく水を開けられただけでなく、中国の小米科技(シャオミ)にも抑えられて7位にとどまった
・・・となっていて、まだまだシェア拡大には至っていないようです。
ということで、ソニーの「平成27年3月期 第1四半期決算」は、赤字になるという予想が多い中、黒字となるサプライズな内容になっていて、特に海外で売れているPS4がソニー本体の業績に大きく貢献しており、PS3の初期とは真逆の状態になっています。
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コメント
色々ビル売っときながら黒字ですっつてもなあ
やっぱりソニーはVitaは置いといて
PS4に力入れた方が良さそう
日本にいるとあまり実感ないけど、海外ではやっぱりPS4好調なんだね。
ビルの影響が大きいだろうな。
ビルとスクエニ株売却で、約200億円の利益計上だから利益の大半が本業以外という・・・
しかしゲーム事業は、任天堂の倍(売上高5,900億円予想)以上の1兆2,400億円も売り上げる
予想なのに、利益が200億円想定(任天堂は300億の黒字予想)とかどんだけコスト高いんだ・・・?