ソニーが、平成29年3月期 第1四半期決算を発表しました。
これによると、ソニー全体としては、為替の影響、スマホの販売台数の大幅な減少、ソニー生命の運用損益の悪化などで、営業利益が前年同期比で407億円も減少し、562億円の黒字となっています。
ソニー全体の決算としては、営業利益で42%減、純利益で74.3%減の決算なので、あまり良いとは言えない感じではありますが、ゲーム事業は好調で、大幅な増収になっています。
また、bloombergによれば、「アナリスト5人の純利益予想平均は390億円の赤字だった」そうなので、この数字でも、「市場予想に反して黒字」は、かなりサプライズになっているようです。
ゲーム&ネットワークサービス部門の売上高は、ネット販売などを含むPS4ソフトの大幅な増収があり、全体で14.5%もの増収となっています。
また、営業利益は、ネット販売などを含むPS4ソフトの大幅な増収、PS4ハードのコスト削減効果などで、全体で246億円もの増益となっています。
よって、今やソニーは、ゲーム事業が他の事業の不調を支えるような状態が続いています。
自社のゲームソフトがあまりなくても、サードの豊富なラインナップでロイヤリティー収入が安定して入り、また、莫大なオンラインコストもPSプラスによって、受益者が公平に負担するという、何とも理想的な環境をソニーは上手く構築できているので、今後もソニーのゲームビジネスは好調が続くと思われます。
sony.co.jp bloomberg
コメント
おめでとうございます
ちょっと前までゲーム事業が足引っ張ってたのに変わるものだね
アナリストって連中はゲームについて全然、詳しくないみたいだな
>サードの豊富なラインナップでロイヤリティー収入が安定して入り
これ重要なのに任天堂ハードにサードはいらないとか言う人いるよね
PS4みたいにとにかく数と種類揃えてるから有益なわけで今から任天堂がPS4並に揃えるのは難しいし
まずファーストソフト成功させなきゃ意味なし
地震の影響が一番でかいんだが、その影響で赤字予想だった
平井の願望叶ったりだな
自社のソフトでもアンチャーテッド4が成功してるし
ファーストもサードも強いよ今のソニーは