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スプラトゥーン2、チャージャーに新ブキが登場。石油か醤油か

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 ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン2」について、新ブキが紹介されています。

 今回は、チャージャーとマニューバーの新ブキが案内されています。

 

スパッタリー

 「スプラトゥーン2」の新ブキについては、まず、「スパッタリー」というものが発表されています。

 「スパッタリー」は、今作で新たに登場する武器種「マニューバー」に分類されるものです。

 マニューバーは、二丁拳銃的なブキですが、スパッタリーは標準的なマニューバーよりも軽いタイプとして存在します。

 これにより、左右に転がる「スライド」の動作が、標準タイプよりも素早く行えます。

 ただ、射程は少し短くなっているようです。

 

ソイチューバー

 「スプラトゥーン2」の新ブキについては、もう1つ、チャージャーに分類されるものも発表されています。

 今回発表されたのは、「ソイチューバー」というものです。

 「ソイチューバー」は、フルチャージ状態を維持できる「チャージキープ」の時間がとても長いという特徴を持ちます。

 「スプラトゥーン2」では、チャージキープという仕様が追加されたことで、敵から離れてチャージを行い、チャージキープ状態で相手に一気に近づいて倒すといった戦略が可能になっています。

 今回の「ソイチューバー」というブキは、その戦略に特化したものとして追加されたようです。

 

石油か醤油か

 以下は、別に読まなくてもいい、どうでもいい雑学ネタです。

 「スプラトゥーン2」の「ソイチューバー」は、現実世界の「石油ポンプ」に似た形をしています。

 「石油ポンプ」は、灯油などを移し替えるときなどに使われ、正式名称は「醤油チュルチュル」だと言われることもあります。

 ただ、この「正式名称の話」は、テレビなどでたまに取り上げられるのでわりと有名ですが、Wikipediaなどによれば、どうやら、「石油ポンプ」を生み出したと自ら言っているドクター中松が、そのように自称しているだけあり、実際には違うようです。

 「石油ポンプ」は、ドクター中松が発明したと主張するよりも前に、似た構造で「特許」を取得している発明者が別に存在します。

 また、ドクター中松バージョンは、元々は一升瓶の醤油を小分けするために作ったアイテムであって、特許も取得できておらず、「実用新案」止まりであり、構造も現在主流のものとは違うので、灯油などで使うためのポンプの原型になり得たかどうかは異論も多いようです。

 よって、似た構造で「特許」を取得している発明者は別におり、ドクター中松バージョンが、現在一般的に使われている商品の元ネタになっているとは証明できていないので、「正式名称」などを設定する権利はドクター中松にはないということになっています。

 このため、この商品は「石油ポンプ」、あるいは「灯油ポンプ」であり、「醤油チュルチュル」というのは、ドクター中松が勝手に言っているだけであって、正式名称ではないということになります。

 ちなみに、JIS規格では「石油燃焼機器用注油ポンプ」というのが正式名称です。

 その他、ドクター中松は、フロッピーディスクを発明したと自称していますが、これもあくまでも「自称」であり、テレビなどでたまに紹介される「ドクター中松 伝説」は、正確な話ではないものが多いようです。

 話が大きくずれるので、詳しくは書きませんが、興味があれば、Wikipediaの記事でも見ておいてください。

 なお、スプラトゥーン2の場合、「ソイチューバー」は、「石油ポンプ」っぽいデザインですが、「ソイ」は、ソイソース(=醤油)からネーミングしているような感じもあって、「醤油チュルチュル」の単語を意識していると思われます。

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