すぎやまこういち氏の話題が1つ出ています。
話題は、半熟英雄における後の有名作曲家との優しい話です。
すぎやまこういち氏と半熟英雄
先日、90歳でお亡くなりになられた「すぎやまこういち」氏は、ドラゴンクエストの作曲家として有名です。
ただ、それ以外にも数多くの曲を手掛けており、ゲーム以外の楽曲も有名です。
また、ゲームに関しても、ドラゴンクエストの曲だけではなく、「不思議のダンジョン2 風来のシレン」など、他にもいくつかの作品を手掛けています。
今回、その中の1つ、「半熟英雄 あぁ、世界よ半熟なれ…!!」について、1つ話題が出ています。
まず、「半熟英雄 あぁ、世界よ半熟なれ…!!」は、スクウェア・エニックスが1992年12月に、スーパーファミコンで発売したリアルタイムシミュレーションRPGです。
今作は、シリーズ2作目となりますが、1作目を遊んで気に入った「すぎやまこういち」氏が、その音楽を手掛けたというエピソードが残っている作品です。
また、ゲーム内に「すぎやまこういち」本人が登場するなど、「すぎやまこういち」氏のゲーム作品と言えばコレという人もいるぐらいになっています。
有名作曲家との優しい話
スクウェア・エニックスの「半熟英雄 あぁ、世界よ半熟なれ…!!」の作曲を担当していた「すぎやまこういち」氏について、作曲家の光田康典氏が、逝去されたことに関連してブログで追悼コメントを出しています。
これによると、すぎやまこういち氏は、旧スクウェアに入社したばかりで、右も左も分からない状態の20歳の自分に対して、半熟英雄の曲作りに関連して、優しく、時に厳しく接してくれていたそうです。
このため、クロノ・トリガーやゼノギアス、マリオパーティ、スマブラ、イナズマイレブン、新・光神話 パルテナの鏡、ゼノブレイド2、FF15など、数多くの作品に楽曲で関わることになる、後の有名作曲家の光田康典氏を育てた一面もあったようです。
また、光田康典氏は、すぎやまこういち氏の自宅に譜面を届けたり、作曲の途中経過を報告に行くこともあったそうです。
そして、この自宅は、光田康典氏が「ボス部屋」と呼ぶ音楽室が最上階にあるものの、一度として迷わずその部屋に辿り着けたことはなく、それだけ広いということでしょうが、すぎやまこういち氏の自宅がゲームのダンジョンのようになっていたことも明らかにされています。
ちなみに、このように「すぎやまこういち」氏の自宅で迷った場合は、大声で「先生すみません、迷ってしまいました」と呼びかけると、いつも下まで降りて来て、部屋に案内してくれたとのことです。
よって、当時既に歌謡曲などでヒットをいくつも出していた大物作曲家であった「すぎやまこういち」氏は、20歳の新人にも優しく接していたという、その人柄もよく分かる話になっています。
なお、すぎやまこういち氏が曲を担当した「半熟英雄 あぁ、世界よ半熟なれ…!!」は、2018年に移植版がスマホで有料配信されており、現在もiOS、Androidでプレイ可能です。
コメント
改めて、「すぎやまこういち」さんのご冥福をお祈りします。
Switchのダウンロードで出ないかな?スマホの買い取りは手を出せん…