スーパーマリオ、宮尾岳氏によるピーチ姫が話題。任天堂が依頼した公式デザインの1つ

　任天堂の「スーパーマリオ」について、1つ話題が出ています。

　話題は、宮尾岳氏によるピーチ姫のデザインについてです。

スーパーマリオ、宮尾岳のピーチ姫

　「スーパーマリオブラザーズ」は、1985年9月13日にファミコンで発売された作品です。

　今作は、かなり古い作品なので、現在のスーパーマリオとは設定が異なっているものもいくつかあります。

　今回、その中の1つ、スーパーマリオのキャラクターデザインについて、ツイッターで話題が出ています。

　それは、上のような、今とはデザインの違うピーチ姫が存在したというものです。

　このピーチ姫は、漫画家でありイラストレーターでもある宮尾岳氏がデザインしたものです。

　この靴は、スーパーマリオ発売当時の昔のグッズということで、今よりも権利関係などが緩かったと思われることから、誰かが勝手に発売した偽物ではないかという見方もあったそうです。

　しかし、これは、任天堂から依頼のあった公式グッズの1つとして発売されていた商品だったとのことです。

　このような今とは違うデザインになっていたのは、当時、スーパーマリオのピーチ姫として存在していた素材が、上の2点だけだったことが関係しているそうです。

　そして、この素材を元に、宮尾岳氏がアレンジしたピーチ姫が前述のようなデザインになっていたということです。

　その後、任天堂が自社で公式のピーチ姫のデザインを固めて来たので、宮尾岳氏が描いたデザインではなく、現在、任天堂の各ゲームに採用されているようなピーチ姫のデザインになったそうです。

　ちなみに、宮尾岳氏は、グッズに描かれていたピーチ姫が、そのままピーチ姫の公式デザインとして継続していたら、今は上のようなデザインになっていたかもしれないというイラストも公開しています。

　また、今の公式のピーチ姫を宮尾岳氏が描くと、上のようなものになるというイラストも披露されています。

　なお、初代スーパーマリオについては、こちらも度々ネタにされていますが、クッパも今とは全然違うデザインでした。

　また、キノピオも微妙に雰囲気が違うキャラクターになっています。