ニンテンドースイッチで発売される「スーパーマリオRPG」のリメイク版について、1つ話題が出ています。
話題は、ディレクターは藤岡千尋氏とは別の人になっているというものです。
マリオRPG リメイク、ディレクター
「スーパーマリオRPG」がニンテンドースイッチに移植されます。
このスイッチ移植版は、HDリマスターなどではなくグラフィックを一新したものになっています。
このため、今作の正式名称は「スーパーマリオRPG」であるものの、オリジナル版とややこしいので「スーパーマリオRPG リメイク」などとも呼ばれています。
今回、今作のディレクターについて少し情報が出ています。
これによると、「スーパーマリオRPG リメイク」のディレクターは、スーパーファミコンで発売されたオリジナル版でディレクターを務めた藤岡千尋氏とは別の人が担当しているそうです。
スーパーファミコンで発売された「スーパーマリオRPG」は、任天堂との共同開発であるものの、実質スクウェア・エニックス(当時はスクウェア)が開発していた作品でした。
藤岡千尋氏は、スクウェア・エニックス在籍時代に、同じくスクエニの前川嘉彦氏と共にディレクターを務めていました。
ただ、藤岡千尋氏は、現在はスクウェア・エニックス所属ではなく、実質個人で活動していることもあってか、今回のリメイク版の存在はニンテンドーダイレクトでの発表まで知らなかったとのことです。
また、その存在を知ったときは大変驚き、非常に嬉しく思ったともコメントしています。
藤岡千尋氏の作りたいは偶然
スーパーファミコンで発売された「スーパーマリオRPG」のディレクターだった藤岡千尋氏は、2022年初めに行われたインタビューで、「スーパーマリオRPG」の続編を作りたいということや、「スーパーマリオRPG」、「マリオ&ルイージRPG」などとは異なる新しいマリオのRPGを作りたいというようなコメントを行っていました。
このため、このコメントを覚えていた人にとっては、今回の「スーパーマリオRPG リメイク」の発表は、そのときのコメントがリークや伏線だったのか、そのときのコメントが関係しているのか気になっているようです。
ただ、結果は、前述のように何も知らされていなかったので、藤岡千尋氏の作りたいというコメントはリークや伏線ではなく、偶然だったようです。
「スーパーマリオRPG リメイク」のディレクターについては、前述のもう1人のディレクターである前川嘉彦氏が関係しているのかどうかについては今のところ不明です。
ただ、前川嘉彦氏も、現在はスクウェア・エニックス所属ではありません。
また、「マリオ&ルイージRPG」の開発でおなじみであり、2019年に倒産した「アルファドリーム」の副社長だったので関係していないかもしれません。
一方、前川嘉彦氏も含めたアルファドリームのスタッフがその後どうなったのかは謎なので、新会社が作られるなどして、そこが「スーパーマリオRPG リメイク」の開発に関わっている可能性もあるかもしれません。
ちなみに、現時点では、ニンテンドースイッチ「スーパーマリオRPG」の開発元は発表されていません。
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コメント
マリルイRPGの開発って潰れてたのか
知らなかった…