USJ、スーパーニンテンドーワールドのクッパの絵に宮本茂氏のサインがある経緯

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパーニンテンドーワールド」の話題が1つ出ています。

　今回は、クッパの絵に宮本茂氏のサインがある経緯が明らかになっています。

USJのクッパの絵に宮本茂サイン

　USJのスーパーニンテンドーワールドには、マリオカートのアトラクションを楽しめるクッパ城が存在します。

　このクッパ城は、内装も豪華なものになっており、巨大なクッパのオブジェクトや、マリオカートシリーズでお馴染みのトロフィーなどを見ることが出来ます。

　また、クッパ城には、クッパの自画像が飾られている場所もあります。

　そして、このクッパの自画像の右下には、任天堂の取締役で、マリオの生みの親でもある宮本茂氏のサインが描かれています。

　このサインは、クッパ城の中のクッパの自画像という設定なので、世界観を重視するなら、この部分にはクッパ軍団の何らかの絵師キャラクターのサインが入っているべきだとも言えます。

　このため、クッパを生み出した人物ではあるものの、クッパ軍団キャラではない宮本茂氏のサインが入っているのは、本来は世界観的にはおかしい部分もあります。

　今回、このUSJのスーパーニンテンドーワールドのクッパの絵に宮本茂氏のサインが描かれている経緯が、このエリアの開発を手掛けたユニバーサル・クリエイティブ社によって明らかにされています。

　これによると、クッパの自画像は、最初は何もサインが入っていなかったとのことです。

　ただ、このエリアを任天堂の宮本茂氏が視察したときに、ユニバーサル・クリエイティブ社のスタッフが、宮本茂氏に、クッパの自画像にはアーティストのサインがないと話し、宮本茂氏にペンを渡したそうです。

　ペンを渡された宮本茂氏は、その場でクッパの絵にサインをし、後にスタッフが消えないように加工をして、今のような「宮本茂サイン入りクッパ自画像」が出来上がったとのことです。

　よって、スーパーニンテンドーワールドのクッパの絵の宮本茂氏のサインは、その場のノリで誕生したものになっています。