任天堂のサイトに、「社長が訊く『ニンテンドー3DS LL』」のインタビュー記事が掲載されました。
この中で、ニンテンドー3DS LLは、「画面が大きいとドットの粗が目立つんじゃないか」、「画面がボケて見えるんじゃないか」という疑問についてコメントされています。
これによると、
機構設計グループの村上氏:
わたしは人よりもかなり目がいいらしいので、そういう目で見れば、わかります(笑)
でも普通に遊んでいる分には、違和感を抱くことはないと思います。
専門的な話をすると、快適な3D映像のためには100ppi(※)程度は必要、というめやすがあって、そのめやすを目標にしていました。
さらに言うと、3DSよりも大きくて、インパクトある3D映像を表現できることが、この3DS LLの魅力ですから、そういった意味でも、ほとんど気にならないと思います。
※ppi=pixel per inch。1インチあたりの画素数を表す単位で、グラフィックソフトや液晶ディスプレイの表示密度を表す単位として使われる。
岩田社長:
たしかにDSi LLのときよりドットは細かくなっていますし、わたしが遊んだ感じでも、そこはまったく気になりませんでした。
ということで、今回のニンテンドー3DS LLは、ドットの粗が目立ち、画面がぼけて見える心配はないそうです。
また、ニンテンドー3DS LLは、LRなども含めて、各種ボタンが押しやすくなっているという改善が行われていて、さらに、画面の反射防止も大幅に改善されていることが明らかにされています。
画面の反射防止とは、光の映り込みを抑えるという意味で、液晶画面の上に付けられた、上の画像のようなスクリーンカバーによって実現されています。
インタビューでは、ニンテンドー3DSは反射率が12%くらいで、今回のニンテンドー3DS LLは反射率が3%くらいまで軽減されており、任天堂携帯ハードで一番よい数値になっていることが明らかにされています。
ちなみに、今回、反射率を軽減させることが出来たのは、技術の進歩が一番の理由で、また、それを実現するためのコストも最近下がって来たからということがコメントされています。
そして、ニンテンドー3DS LLのスピーカーについては、
岩田社長:
でもスピーカーが小さくなったり、画面と別の場所から音が出たりすると、音の魅力が半減する可能性がありましたよね。
機構設計グループの藤田氏:
はい、ゲームの中で音も重要な要素だと思います。
それで複数のスピーカーのメーカーさんからいろんな技術を紹介していただいて、「細長い形状のスピーカー」のお話を聞くことができたんです。
ということで、今回は、小さく、細長いスピーカーが採用されていることが明らかにされています。
なお、音質については、
岩田社長:
せまい限られたスペースに入る、カスタムサイズのスピーカーにしたわけですね。音質的にはどうなんですか?
機構設計グループの藤田氏:
じつは音響特性のグラフとして、3DSとまったく同じではありません。
3DSよりスピーカーサイズが小さいので音質的には不利でしたが、スピーカー自体の性能や構造の調整に加えてソフト的な最適化をほどこして、聴こえる感覚を、できるだけ3DSに近づけるようにしました。
とコメントされ、少し変わっていることも明らかにされています。
社長が訊く『ニンテンドー3DS LL』
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コメント
このクリアバージョンは販売されないのかなぁ…(´・ω・`)
なるべく低価格にしたかったんだろうけど
その中でも色々と改良してあるのはすごい
本文中でも強度にはかなり気を使いGF形素材を使用してるとの事なので
このクリア版は強度度外視した、あくまでデモ機なんでしょうねぇ・・・
自己責任、壊れても泣かない文句言わないって誓約書にハンコおさして
売ってくださいw
GBAまでクリア出してたんだし3DSでもクリア出してほしいなぁ~
フィルム張りは得意だけど、今回は上画面にフィルムを貼らないで使ってみようと思う。
もし、傷がついてしまってもスクリーンカバー交換って3000円以下みたいだし、
そもそも上フィルムに傷がついた事は無いし、ハードフィルムよりスクリーンカバーの方が硬度が高いはずなんだよなぁ