任天堂のサイトで、「社長が訊く『The Wonderful 101』 神谷英樹さん 篇」のインタビュー記事が追加されました。
今回のインタビューは、Wii Uソフト「The Wonderful 101」に関係して行われているものですが、その話はほとんど登場せず、プラチナゲームスの神谷英樹氏がゲーム開発者になるまでの話や、カプコンにいた時代の話が中心となっています。
神谷英樹氏は、カプコン時代、「ビューティフルジョー」、「バイオハザード」、「大神」などの開発に関わっており・・・
神谷
ははは(笑)。『ジョー』の時も稲葉に「ええかげんにせえ!」って怒られて。
土日でみんな集まっていろいろ考えた結果、VFXパワー(※31)のシステムが、生まれたんです。
※31 VFXパワー=時間や空間にまつわる映像のさまざまな演出効果を利用しアクションを行う能力。
岩田
えっ、あれはそんなふうに生まれたんですか!?
だってVFXパワーって、
あのゲームの核じゃないですか!?
・・・ということなどの「ビューティフルジョー」の開発裏話
神谷
そうですね。でもその直後に三上さんからディレクターをまかされた『バイオ2』では、大失敗をしているんです。
あがってくるものに対してOKをくり返した結果、まあとんでもないものになってしまって。
そこまで1年半くらいかけてつくったものを、台無しにしてしまったんです。
・・・ということなどの「バイオハザード」の開発裏話
神谷
そうですね。たとえば『大神』は企画当初、写実的なグラフィックでつくっていたんです。
僕が信州の生まれなので「ゆたかな自然が見たい」という郷愁の念で、癒しのゲームがつくりたくて。
でもやっぱり広大な自然を舞台にしたら、そこを駆け抜けたいじゃないですか。
そうなるとより広大なステージが必要になって、必然的に描写の密度もうすくなるんですね。
・・・ということなどの「ビューティフルジョー」の開発裏話などが行われているので、興味があれば特に3ページ目の後半以降をチェックしてみるといいと思います。
社長が訊く『The Wonderful 101』 神谷英樹さん 篇
Wii U「The Wonderful 101」(Amazon)
コメント
これだけ聞いたんだから神谷さんは次回作もWiiUで作ってほしいですなあ
101じゃなくてもいいけど
ビューティフルジョー3を未だに待っている俺がいる
クローバースタジオが無くなっても、3だけはぜひともカプコンには制作していただきたい
神谷さんには完全新作として新しい大神を作り出してほしい
大神伝を越す新・大神を作っていただきたい。ファンたちは大神を待っている