スクウェア・エニックス

クロノ・トリガー、堀井雄二氏がリメイクを開発中だとコメントしたと言われるもガセ

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 スクウェア・エニックスの「クロノ・トリガー」について、1つ話題が出ています。

 話題は、堀井雄二氏がリメイクを開発中だとコメントしたというガセネタについてです。

 

クロノ・トリガー、堀井雄二氏がコメント?

 「クロノ・トリガー」は、1995年にスーパーファミコンで発売されたRPGです。

 このRPGはかなり古い作品ですが、ドラゴンクエストの堀井雄二氏、ファイナルファンタジーの坂口博信氏、ドラゴンボールの鳥山明氏などが参加して作られた豪華作品とも言えるものなので、今でもたまに名前が出ることがあります。

 そして、PS版やニンテンドーDS版、Steam版などは存在するものの、本格的な形でリメイクされたことはないとも言えるので、以前からリメイク作品の発売が望まれているゲームの1つにもなっています。

 今回、世界的にリメイクが要望されている「クロノ・トリガー」について、堀井雄二氏がイタリアで開催中の「COMICON Napoli 2025」というイベントで少しコメントしています。

 そして、このコミコンでのコメントの中で、堀井雄二氏が「クロノ・トリガー」のリメイクを開発中だと認めたというようなことが一部で報じられています。

 ただ、結論から言えば、堀井雄二氏は「クロノ・トリガー」のリメイクを開発中だというようなことは全くコメントしていません。

 コメント内容としては、「当時ですね、スクウェアと組んでゲーム作るって話になったときに、どんな設定にしようかと彼らと話し合ってですね。僕タイムトラベルがずっと好きだったんで、いつの時代でもボスと戦えるってコンセプトで作ったのがクロノトリガーだった」というようなものです。

 よって、堀井雄二氏の「クロノ・トリガー」に関する実際のコメントは、開発のコンセプトというちょっとした裏話が披露されただけで、リメイクに関するものではなかったということです。

 ちなみに、堀井雄二氏が「クロノ・トリガー」のリメイクを開発中だと言ったというガセネタが広まったのは、このイベントの通訳がそのようなことを言っているからです。

 つまり、コメントを聴き間違えたのか、誤訳したのか、会場を盛り上げるために勝手に言い出したのかはよく分からないものの、会場では堀井雄二氏の言葉として通訳が伝えた事実は存在したということです。

 ただ、日本語の分かる海外の人が元の動画を確認してすぐに違うという反応も示していたので、わりとすぐにガセだと伝えられる状態にもなっています。

 なお、「クロノ・トリガー」については、同じように以前からリメイク作品の発売が望まれていたスクウェア・エニックスのゲームの1つ「スーパーマリオRPG」が、無理だという予想が多い中、本当にリメイクされたので、今回の発言とは無関係に本当にリメイクされる可能性はあると思われます。

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