スクウェア・エニックスの「クロノ・トリガー」の話題をご紹介しておきます。
話題は、リメイクのグラフィックはどうすべきか意見が分かれているというものです。

クロノトリガー、リメイクのグラ
「クロノ・トリガー」は、1995年3月11日にスーパーファミコンで発売されたRPG作品です。
この作品は、ファイナルファンタジーの坂口博信氏がプロデューサー、ドラゴンクエストの堀井雄二氏がシナリオの監修、ドラゴンクエストの鳥山明氏がグラフィックを担当した作品です。
このため、日本だと坂口博信作品や堀井雄二作品として、海外だとドラゴンボールの鳥山明作品として語られることが多くなっています。

そして、ネットなどで語られることが多いので、以前からリメイクが求められている作品にもなっています。
今回、「クロノ・トリガー」のリメイクのグラフィックはどのようなものにすべきかが海外ファンによってコメントされています。
Yes yes yes! A million times yes! Just imagine them doing it justice in a style like this! pic.twitter.com/Eo29Wh5fTd
— Davidvinc (@TheDavidVinc) December 9, 2025
それは、上のような画像が作られたからです。
この画像は、元々はフェイスブックに投稿されていたもののようですが、ファンが「クロノ・トリガー」をリメイクするならこのようなグラフィックにして欲しいとして投稿しているものです。
また、このグラフィックはAIによって生成されたものなので細かな部分は不自然ですが、全体的なイメージとしてはこのようなスタイルで作って欲しいという意見が数多く出ています。

一方、同じ時代の作品だとも言える「スーパーマリオRPG」のリメイクのように、もっとオリジナル版のゲーム内グラフィックに忠実なビジュアルを求める声なども出ており、「クロノ・トリガー」のリメイクのグラフィックをどうすべきかはファンの間で少し意見が分かれる状態にもなっています。

ドールじゃないのは確定
「クロノ・トリガー」のリメイクについては、少し前に「クロノ・トリガー、リメイクの匂わせが多いの声に堀井雄二氏『言えない。訊いたらダメ』」という記事もご紹介しました。
そして、その記事ではあえて書かなかったのでこの部分は全く世界に広まらなかったのですが、そのときの放送では、「クロノ・トリガー」のリメイク版のグラフィックをどうするのかという話題も出ていました。
具体的には、視聴者から「クロノ・トリガー」のリメイク版は「ドラゴンクエストVII Reimagined」で採用された人形のような「ドールルック」にして欲しいという声が出ていました。
そして、その声に対して、鳥山明氏の担当編集でもあった鳥嶋和彦氏は「ドールじゃないね」などとコメントし、「クロノ・トリガー」のリメイク版のグラフィックは鳥山明氏のデザインをもっと感じられるものにすべきであり、ドールルックは肌感などが違うのでふさわしくないというようなことを語っていました。
また、堀井雄二氏も「(ドール)じゃないね」とコメントし、「ドラゴンクエストVII Reimagined」と同じようなグラフィックを使うつもりはないということを明らかにしています。
よって、そもそもリメイクされるのは確定ではありませんが、もし「クロノ・トリガー」のリメイクが作られる場合は、ドラクエ7リメイク Reimaginedのようなドール風のグラフィックにはならないのは確定したということになります。

ちなみに、「クロノ・トリガー」のキャラクターデザインと異なり、オリジナル版の「ドラゴンクエスト7」のキャラクターデザインは人形っぽさがあったので、ドラクエ7リメイク Reimaginedではドールルックを採用したということも堀井雄二氏によって明らかにされています。
また、鳥嶋和彦氏は、オリジナル版の「ドラゴンクエスト7」のキャラクターがこのようなデザインになったのは「クロノ・トリガー」のときと異なり、鳥山明氏が「パソコンで描いた」(パソコンで絵を描くようになった最初の頃だ)からだと説明しています。
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コメント
HD-2Dでいいよ