任天堂のサイトに、「社長が訊く『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』」のインタビュー記事が掲載されました。
これによると、
杉村
今回はエンディングにも力が入っています!
藤本
あ、言っちゃいました(笑)。エンディングまでいけば、何かいいことがいつか起きるかもしれないですよ。
・・・ということで、3DS版はエンディングにも力が入っていることが発表されています。
なお、これについては、こちらの「3DS『ドラゴンクエスト7』は、『キーファ』が再加入する『トクベツな石版』がある?」の記事が関係してくるかもしれません。
また、
杉村
わたしは最初、3DSでやることが決まった時、「細切れの時間で遊ぶことになるので、 それがプレイしにくくなる原因にならないように工夫しなければいけないな」と思ったんです。だいたいの人は「どこまでやったっけ?」ってなるじゃないですか。
岩田
たしかに再開した時、何をするかがわからなかったりすると、それでプレイするのが面倒になりますよね。
杉村
そこを補助するために、今回は「“あらすじ”のシステムを充実させよう」と思ったんです。
藤本
でも、それだけでも膨大な作業でした。1年くらい、かかったんじゃないですか。
杉村
そうですね、かなり。でも最終的にはストーリー仕立てで過去の冒険が整理されて読めるので、とても実用性の高いものになったと思います。
・・・ということで、あらすじシステムが充実したものになっていることも明らかにされています。
そして、
藤本
オリジナル版だと前の職業で覚えた特技は、転職してからも引き継いでつかうことができたんです。だから転職をくり返すと、いろんな特技を覚えて、どんどん強いキャラクターにすることができたわけです。でもそうすると、強いことは強いけれど、もとの職業の個性がなくなってみんな同じような能力のキャラクターになってしまうんですね。
岩田
逆に、無個性になってしまうわけですか。
藤本
そうですね。そこはやっぱりいまつくるなら「転職したらその職業だけでしかできない」というシステムにするべきだろうということで、かなり大きく変わっています。
・・・ということで、転職システムを大きく変えたこともコメントされています。
なお、
藤本
ゲームが発売されたのは8月だったので、12年半ほど前になります。
堀井
あの時は完成までに、本当に時間がかかってしまいました。
眞島
「出ますように!」っていうCM(※2)から出るまでに1年半かかっていますね。
※2 「出ますように!」っていうCM=1999年の年始に放映された「今年こそ『ドラクエVII』が出ますように!」と発売を祈願するテレビCM。
・・・ということで、PS版のCMについての話題や、
杉村
アルテピアッツァの杉村です。 わたしは大学在学中に『ドラクエIII』(※7)を遊んでいて、その時ゲーム雑誌でたまたま見かけた「堀井雄二の秘書募集」という記事への応募が、この業界に入ったきっかけです。
※7 『ドラクエIII』=『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』。1988年2月、ファミコン用ソフトとして発売。
岩田
業界に入るきっかけが、堀井さんからだったんですね。
杉村
はい。それで『ドラクエIV』(※8)からシナリオのアシスタントとして参加したんですけど、その後エニックスの千田さん(※9)に勧められ、眞島と一緒にアルテピアッツァを立ち上げました。
※8 『ドラクエIV』=『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』。1990年2月にファミコン用ソフトとして発売。
※9 エニックスの千田さん=現スクウェア・エニックス取締役の千田幸信さん。長年『ドラゴンクエスト』シリーズのプロデューサーを務めた。
岩田
ああ、なるほど。アルテピアッツァさんが『ドラクエ』と長くかかわりを持たれていたのは知っていたんですが、そういった成り立ちだったんですね。
・・・ということで、ドラクエ関連の仕事が多い、「アルテピアッツァ」の歴史なども少し紹介されています。
社長が訊く『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』
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コメント
プレイ時間がどれくらいになるのかインタビューになかったね
PSのはめちゃくちゃ長かったから知りたかった
転職システムは変えないでほしかった…
ヘルクラウダーとか弱体化してもらわないと絶対勝てん…