スクウェア・エニックスが、2018年2月6日に行った決算説明会で、「ドラゴンクエスト11」について少しコメントしています。
これによると、派生商品の展開も今後検討していきたいそうです。
ドラクエ11、派生商品の展開も検討へ
「ドラゴンクエスト11」は、プレイステーション4とニンテンドー3DSで発売され、現時点では、発売から7か月ぐらい経過しています。
今作は、ダウンロードコンテンツはあえて出さないという、非常にいさぎよい商品なので、作品としては全て完結しています。
ただ、会社の利益を重視する投資家に向けた決算説明会ということで、今後、DQ11に何か展開はないのかということが訊かれています。
これについて、スクウェア・エニックスが少しコメントしています。
スクウェア・エニックスは、「ドラゴンクエスト11」について、アセットの利用や、派生商品の展開を今後検討していきたいということをコメントしています。
また、「今後の発表を見守って欲しい」という、少し期待させるような内容も述べています。
よって、もしかしたら、今後、何かドラゴンクエスト11に関連した派生商品が出てくる可能性があるかもしれません。
ちなみに、今回の質問は、同じスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー15」が、モバイルゲームやMMOなどに対して、波及効果をもたらしていることに関連して行われているものです。
「ファイナルファンタジー15」については、波及効果の他、「新たなる王国」という、スマホ向けの派生作品や、「ポケットエディション」という、グラフィックなどが異なる作品も生み出されています。
これらは、別の作品を1から作るよりも、設定などを使いまわせるので安価に作り出すことが可能です。
このため、経営側や投資家側は、こういった比較的楽に稼げるようなものを常に求めがちになっていて、前述のような質問も出て来るということになっています。
ただ、最近のファイナルファンタジーのブランドイメージが、以前よりもあまり良くないのではないかとも一部で言われているのは、本編作品に対する派生作品のようなものが色々と多すぎて、搾取感や、粗製濫造のイメージも出て来ているという部分もあります。
よって、ドラゴンクエスト11で、同じような展開を行う場合は、会社の短期的な収益には確実に貢献するでしょうが、長期的な収益や、ブランドイメージ的には危険な感じもするかもしれません。
しかし、今作のファンにとっては、より深く楽しみたいという部分もあると思われるので、しっかり作った派生商品ならば、喜ばれる可能性も高いと思われ、結局は、どういう商品を出して来るか次第でしょうか。
なお、ドラゴンクエスト11は、ニンテンドースイッチ版の発売も残っているので、無理に派生商品の展開を考えなくても、今作のトータルの収益をアップさせることは、まだ十分可能です。
コメント
switch版ドラゴンクエスト11の要望
ネタばれを避けるが、出来ればエンディングに
向かう分岐を二種類に分けて選ばせてほしい。
派生商品よりもswitchの本編を…
SIEとの契約なのかなぁ
11のキャラでモンスターズシリーズを仕切り直しとかはありそうかな
年内に出てほしいなぁ
ドラクエはスマホで乱発し過ぎてブランド力やナンバリングのプレミアム感がかなり失われてる気がするから、派生はほどほどにした方が良い気が…
カミュの不思議なダンジョンなら大歓迎
FF15もそうだけどシリーズの中でも特別人気があるわけでもない作品の派生商品って
ユーザーの希望優先でそうしてるワケじゃなくて、メーカー側のビジネス的な都合であることが透けまくってて萎えるな