スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」について、1つ話題が出ています。
話題は、勇者とは諦めない人のことを言うという定義についてです。
ドラゴンクエスト、勇者とは
2022年の日テレ系「24時間テレビ」で、「ドラゴンクエスト『序曲』知られざる誕生秘話 女優・波瑠が指揮 石垣島(秘)吹奏楽ショー」という企画が放送されました。
この企画は、ドラゴンクエストの作曲でおなじみのすぎやまこういち氏をテーマにしたドラマです。
今回のドラマでは、ドラゴンクエストの1作目の音楽の誕生秘話のようなものが語られています。
そして、その中で、ドラゴンクエスト発売当時はあまりなじみがなかった「主人公は勇者」という設定について描かれている部分がありました。
それは、すぎやまこういち氏がドラクエの楽曲制作を初めて依頼されたときに、勇者とはどのような人なのかと堀井雄二氏に訊ねたというものです。
堀井雄二氏は、この質問に対して「勇者とは諦めない人のこと」ではないかと回答しています。
その後、この情報などを元に、すぎやまこういち氏は「序曲」などのドラゴンクエストの曲を作ったとされています。
堀井雄二氏の定義がDQ11のセレンにも
「ドラゴンクエスト」の「勇者とは諦めない人のこと」を指すという定義は、聞いたことがあるという人もいると思われます。
それは、2017年7月発売の「ドラゴンクエスト11」のセレンのセリフに似たようなものが存在するからです。
DQ11のセレンは、とあるシーンで「勇者とは! 最後まで けっして…… あきらめない者のことです!」ということを言います。
このセリフは、今回、ドラゴンクエストの1作目の誕生秘話で明らかにされた「勇者とは諦めない人のこと」という定義とほぼ同じです。
よって、堀井雄二氏の中ではドラゴンクエストの勇者の定義は、初代から現時点の本編の最新作まで何も変わっていないとも言えるものです。
ただ、今回のドラゴンクエストの1作目の誕生秘話は、あくまでも「ドラマ」なので、脚色が入っているかもしれず、DQ11のセレンのセリフをDQ1の誕生秘話に持って来た可能性もあります。
しかし、ドラゴンクエストの1作目の開発当時は、他に大ヒットしているRPGは日本になかったと言っても過言ではないので、「勇者」を堀井雄二氏がどのようにイメージしているのかよく分からないというのは普通にあり得た状況のはずです。
そして、曲を作る際に勇者とは何なのかという質問が出て、「諦めない人のこと」という返答が行われていた可能性も十分あり得たと思われます。
なお、「勇者とは」をもう少しドラゴンクエストというゲームのテーマに寄せて言えば、ドラクエは、「人間なので失敗もする。だけど、諦めないでプレイすれば誰もがこのゲームをクリアできる。そして、何年後かにこのゲームを思い出した時に、『ああ、あのとき自分は勇者だったんだ』と思って頑張れる」というようなことを伝えようとしているようです。
コメント
ドラクエ10
「諦めずに毎日インしてレベル上げと金策を頑張れ!」
スマホドラクエ
「諦めずに課金をしてガチャを回し続けろ!」
今のドラクエには良いイメージが全くない
せっかくファンになってもらった人たちの時間と金を奪い過ぎだと思う
音楽もいい加減使い回すのをやめてほしい
なろう系勇者はすぐ諦めるよな。
勇者=英雄だと思ってました・・
ダイ大のクロコダイン先生は、勇者とは勇気ある者!って、言ってた気がしますm(_ _)m
1度愛したのなら愛し続けろ。
それも勇者。
日野社長「そうそう、開発に5年かけても決して諦めないこと。私が勇者です。」
何年後かにゲームの中で勇者だったことを思い出して頑張れる、って、ユアストーリーにも通じるよね
いい話