エブリバディ 1-2-Switch、オーストラリアで発売から約1年後に週販トップになる謎が発生

　ニンテンドースイッチ「エブリバディ 1-2-Switch!」について、1つ話題が出ています。

　話題は、オーストラリアで発売から約1年後に週販トップになる謎が発生しているというものです。

エブリバディ 1-2-Switch、オーストラリアで1位

　「エブリバディ 1-2-Switch」は、任天堂が2023年6月30日に発売したパーティゲームです。

　今作は、ニンテンドースイッチ本体の発売と同時にリリースされた「1-2-Switch」というソフトの2作目とも言えるゲームです。

　ただ、「1-2-Switch」は、ニンテンドースイッチの機能を試すためのソフトというような感じであり、特に評価が高いソフトではありませんでした。

　このため、その2作目を発売するのは、当初から「どん判」だとして不思議がられていた部分もありました。

　その結果、今作の日本での発売初週セールスは、ファミ通調べで3320本という、任天堂のソフトとしては1桁も2桁も下回る結果しか残せていません。

　しかし、今回、この全く売れなかったソフトが、オーストラリアの週販で1位になっていることが海外で話題になっています。

　これは、発売から約1年後となるので、なぜ「エブリバディ 1-2-Switch」がオーストラリアの週販でトップになったのか謎だと言われているというものです。

　ただ、オーストラリアでは、在庫処分で小売りに激安で卸された分などがあると、昔の作品が週販で上位にランクインして来ることがあるそうです。

　このため、今のところオーストラリアで投げ売り的なことは行われていないものの、これから準備が始まる年末商戦用の特売品やオマケのソフトとして「エブリバディ 1-2-Switch」が登場して来るのではないかと推測されています。

　また、この週の週販では、「ADVANCE WARS 1+2: RE-BOOT CAMP」という「ファミコンウォーズ」シリーズの新作も7位に登場しています。

　こちらも発売は1年ぐらい前に行われていますが、日本での発売は今のところ行われていません。

　そして、「ADVANCE WARS 1+2: RE-BOOT CAMP」も、不自然に週販で上位に来ている謎のソフトになっているため、今作もオーストラリアでは想定よりも全然売れず、小売りに激安で卸され、在庫処分が行われたのではないかと言われています。

　なお、「エブリバディ 1-2-Switch」はメタスコアが54点になっており、売れないのも仕方がないソフトだとも言えます。

　しかし、「ADVANCE WARS 1+2: RE-BOOT CAMP」は、メタスコアが83点あり、普通に良作と言える評価がなされているので、もし売れていないのであれば残念な印象もあります。

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