任天堂の「F-ZERO」シリーズについて、1つ話題が出ています。
話題は、幻のバーチャルボーイ作品「Zero Racers」は完成していたと、元任天堂社員が証言しているというものです。
F-ZERO、バーチャルボーイ作品
任天堂はかつて、「バーチャルボーイ」というゲーム機を発売していました。
このゲーム機は、今、再び話題になっている「VR」機器の1つです。
そして、このVR機器専用のゲームもいくつか発売されていました。
今回、任天堂のバーチャルボーイ作品として発表されていたものの、実際には発売されなかった幻のゲームソフト「Zero Racers」(G-Racers、G-ZEROなどとも呼ばれる)について、1つ話題が出ています。
それは、バーチャルボーイ作品Zero Racersは、開発中止になったのではなく、完成していたという証言が出ているというものです。
Zero Racersが完成していたと証言しているのは、昔、アメリカ任天堂でアソシエイトプロデューサーを務めていたJim Wornell氏です。
この元任天堂社員のJim Wornell氏によれば、幻のバーチャルボーイ作品Zero Racersは、一般的には、バーチャルボーイが全然売れなかったので、途中で開発中止になり、幻の作品になったと言われているものの、実際には、この作品は100%完成しており、説明書やパッケージなども完成していて、いつでも発売できる状態になっていたとのことです。
また、Zero Racersは、F-ZEROシリーズの1つとして知られているものの、正式タイトルは「F-ZERO: Zero Racers」などではなく、F-ZEROの名前は入っていなかったので、本編シリーズの1つと言えるかは微妙だとされています。
ただ、F-ZEROシリーズの主人公「キャプテン・ファルコン」が登場していたので、Zero Racersは、F-ZEROの関連作ということは言えるようです。
ちなみに、Zero Racersについては、完成していたのに発売されず、幻の作品になってしまった理由は不明です。
ただ、バーチャルボーイが全然売れなかったので、発売されなかったと考えても間違いはないようです。
なお、100%完成していたのに発売されなかった任天堂のソフトとしては、スーパーファミコンの「スターフォックス2」なども有名です。
こちらは、後に、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」に収録されたり、ニンテンドースイッチ オンラインのスーパーファミコンソフトとして配信され、幻のソフトではなくなっています。
一方、今回の「Zero Racers」は、バーチャルボーイという、画面が真っ赤な昔の時代のVR専用ソフトということもあり、復活する機会は今後もないかもしれません。
コメント
やっぱ発売中止ソフトはロマンだよな
VBマリオランドとかどうなんだろ
「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」に、「F-ZERO X」を追加してくれ。
VBミニ発売すれば良いじゃないか。でもミニになるとサイズが合わなくなるからサービス終了前に3DS配信すればいい。まあ難しいだろうけどね
64DDの未発売ゲームが気になってる
64DDの未発売ゲームが気になってる
そうだよね。
たくさんあった。ウォール街、キャベツなど
3DSやNintendo Labo VR Kitといった土台があるのに再現しようとしないバーチャルボーイ
サテラビューや64DDもインターネット環境が整った現代ならいけそうなのに
バーチャルボーイはともかく、サテラビューも64DDもそれ単体完結ではなく参加者や他ソフトとの連動ありきな作品がメインだったからそのまま再現は難しい部分があるんじゃないの
ラジカルドリーマーズのようなノベルゲー単体なら再現できても
あと64DD未発売は作りかけでそのまま中止が多いのだろう