ファイナルファンタジー7、ネットの声がFF8のシナリオに影響を与える結果に

ファイナルファンタジー7、ネットの声がFF8のシナリオに影響を与える結果に

 スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー8」について、野島一成氏がファミ通2019年10月24日号でコメントしています。

 これによると、ファイナルファンタジー7のネットの声が、FF8のシナリオに影響を与える結果になっていたそうです。

 

FF7、ネットの声とFF8

FF7、ネットの声とFF8

 初代プレイステーションで発売された「ファイナルファンタジー8」は、当時スクウェアの社員だった野島一成氏がシナリオを担当しています。

 野島一成氏は、その前にFF7のシナリオも担当していますが、これに関するネットの声が、FF8のシナリオに影響を与える結果になっていたことが明らかにされています。

 シナリオに影響を与えたのは、「ファイナルファンタジー7」は、登場キャラクターの死亡で泣かせようとしていて下の下の内容であるという感想や、回想シーンに頼りすぎているという感想です。

 そこで、FF8では、登場キャラクターは誰も死なない話にすることに決め、回想シーンも極力使わない形にしたとのことです。

 よって、当時のネットの書き込みが、将来のFFのシナリオの方向性を決める結果になっていたようです。

野島一成氏は、その前にFF7のシナリオも担当していますが、これに関するネットの声が、FF8のシナリオに影響を与える結果になっていた

 ちなみに、FF7が発売されたのが1997年1月、FF8が発売されたのが1999年2月なので、1997年に出ていたネットの感想が影響を与えた感じです。

 また、野島一成氏は、FF7の感想をネットで見て、「心がズタズタになった」とコメントしており、当時はツイッターなどのSNSは存在しなかったので、これらの感想は、2ch(5ch)の書き込みかとも思われましたが、誕生を調べてみると2chすらない時代だったので、どこか別の掲示板か何かで酷く批判されていたようです。

 

「ファイナルファンタジー8」のシナリオは、このように、FF7に対するネットの声が影響した状態になっていますが、テーマ自体は先に

愛をテーマにした話に

 「ファイナルファンタジー8」のシナリオは、このように、FF7に対するネットの声が影響した状態になっていますが、テーマ自体は先に決まっていたようです。

 FF8のテーマは、野島一成氏は後から開発に合流する形だったので、誰が決めたのかはよく覚えていないそうです。

 ただ、愛をテーマにした話にすることが決まっていたことは覚えているとのことです。

 ちなみに、愛がテーマに選ばれていた理由は、今作からゲーム内のキャラクターの頭身もアップしたので、よりリアルな人間らしい表現が出来るのではないかと考え、今回は人間の物語を、その中でも愛をテーマに描くとされていたからだと説明されています。

 ただ、実際に開発してみると、当時のハードスペックの関係上、同じゲーム画面内に多数のキャラクターを出現させるのが難しかったりして、シナリオ制作上の制約も多く、よりリアルな人間らしい表現をゲーム画面で見せるのは難しかったことも明らかにされています。

 なお、このFF8の「同じ画面内に多数のキャラクターを出現させるのが難しかった」話については、以前にご紹介した「ファイナルファンタジー8 リマスタード、PS1版に職人技が入っていた結果…」の記事を見ると分かりますが、何とか実現できないか当時の開発スタッフが苦労していた様子が今になって知れるようになっています。

コメント

  1. 匿名 より:

    回想シーンって5も6もあったよな
    7だけ叩かれた…?過去編?あれラグナ

  2. 匿名 より:

    単に騒ぎ声が大きいだけの極一部のネットの声なんか参考にしたってろくな事がないから自分の信じたものを貫いてやってても良かったと思うけどね。中傷をする人の何割かは個人的な感情だけで作品を蔑みたいという悪意でしかものを言ってないからねぇ

  3. 匿名 より:

    他人の悪口なんて気にせず書いたFF7の方が結果的に良いシナリオだったと思う
    あんまりそういう少数派に惑わされちゃいけない

  4. ドラクエXプレイ中 より:

    当時は酷評も多かったんだ…
    今では様々なゲームクリエーターに
    影響を与えた1作なのにな。

  5. 匿名 より:

    97年当時あったか?ネット・・

  6. 管理人 より:

    普通にありますよ。
    Windows95が日本のインターネット時代の始まりと言っても過言ではないので、歴史を学ぶ感じで言えば、1995年ぐらいだと覚えておくといいと思います。

  7. 匿名 より:

    酷評と言えばFF10も多かった記憶がある(10-2出る前なので2002年ぐらい?)
    まぁFF7以降方針変えすぎたよなとは思う

  8. 狼さん より:

    まあこの頃はネット時代初期だからうまいネット利用の仕方とか皆が皆よく分かってなかったんだろう
    だから一部の意見が全体だと思いやすい

    ラグナ編がただの回想じゃなくてスコールが直接見てるという話なのはこういうことがあったゆえなのかな

  9. 匿名 より:

    今でこそ、どんな有名ゲームにも無駄に声の大きいアンチがいるのは当たり前という認識があるけど、ネットが発達していない当時はそういう考えがなかったからスルーできなかったんだろうなあ。

  10. 匿名 より:

    そっか当時はFF7でFFも思いっきり方向転換してきたな〜とか思われてその分反発も多かったのか
    今ではFFというかファンタジー作品に革新を起こした名作扱いだからそういうのが当時の状況分かりにくいよね

  11. 匿名 より:

    この二作に続く9ではそうした近代的な世界観でのリアル指向から脱して王道ファンタジーに回帰してるし、シリーズものが前作の不満点から真逆の作風になるのは珍しくもないと思う。15のオープンワールドは13の一本道を鑑みた結果だしその積み重ねで今日のFFがあると言っていいくらい