.hack//G.U. Last Recode、スイッチで発売か。バンナムが断っていた作品

　バンダイナムコの「.hack」シリーズについて、1つ情報が出ています。

　情報は、「.hack//G.U. Last Recode」が、ニンテンドースイッチで発売されるのではないかというものです。

.hack//G.U. Last Recode、スイッチ

　「.hack」は、バンダイナムコがメディアミックスで展開している作品です。

　今回、ゲーム作品である「.hack//G.U. Last Recode」が、ニンテンドースイッチで発売されるのではないかという情報が海外で出ています。

　その根拠は、アメリカのESRBレーティングに、ニンテンドースイッチ向けの作品として、「.hack//G.U. Last Recode」というタイトルの作品が登録されているからです。

　よって、レーティング機構への登録は、商標と異なり、ほぼ100％の確率で実際に発売される作品が登録されるものになっているので、今後、ニンテンドースイッチ版「.hack//G.U. Last Recode」が正式発表されるとみられています。

　ちなみに、「.hack//G.U. Last Recode」は、プレイステーション2で発売されていた「.hack」のセカンドシーズン「.hack//G.U.」3作を、まとめてPS4などにHD移植した作品です。

　また、今作「Last Recode」は、シナリオの追加なども行われており、完全版という位置づけにもなっています。

バンナムが断っていた作品

　ニンテンドースイッチで発売されることがほぼ確実になった「.hack//G.U. Last Recode」は、以前、その話題が出たこともあります。

　それは、今作の開発元である「サイバーコネクトツー」の松山洋社長が、ニンテンドースイッチ版を発売したいとバンダイナムコと交渉していることをコメントしていたからです。

　ただ、そのときの交渉では、ニンテンドースイッチ版を作る費用や売り上げの予測が行いにくいという理由で、バンナムに断られていたことが明らかにされていました。

　そして、そのときに、「.hack」ファンに対して、ニンテンドースイッチ版が実現するように、バンダイナムコに要望を送って欲しいということがコメントされていました。

　今回、その発売がほぼ確実になったということは、以前の松山洋社長の呼びかけに応じた「.hack」ファンが多く、バンダイナムコが売れると判断したということなのかもしれません。