任天堂&ハル研究所の「星のカービィ」シリーズについて、1つ話題が出ています。
話題は、マホロアが口元を隠している理由などがコメントされているというものです。
星のカービィ、マホロアのデザイン
「星のカービィ」シリーズには、マホロアというキャラクターが登場します。
マホロアは、2011年に発売された「星のカービィ Wii」で初登場したキャラクターです。
そして、2023年にその完全版となる「星のカービィ Wii デラックス」が発売されたことで再び注目されるようになっています。
今回、このキャラクターについて、ハル研究所の熊崎信也ゼネラルディレクターが、GDC 2023の講演で少しコメントしています。
これによると、マホロアを「星のカービィ」シリーズの新キャラとして登場させるまでに様々なデザインが試行錯誤されたことが明らかにされています。
その試行錯誤されたデザインの一部は上のようなものであり、今のマホロアとは全くデザインが異なるものもあります。
口元を隠している理由
「星のカービィ Wii」などに登場するマホロアは、最終的には上のようなデザインになります。
このマホロアは、口元を隠しているデザインになっています。
このような口元を隠しているデザインになっている理由について、熊崎ディレクターは、マホロアは非常によく喋るキャラクターなので、口の動きを作るアニメーションを省けるようにする意図があることを明らかにしています。
よって、「星のカービィ」シリーズのマホロアのデザインは、開発効率を考えたものになっているということです。
ちなみに、マホロアがフードを被っているのは、怪しさやミステリアスな感じを出すためだともされています。
マホロアの声優
「星のカービィ」シリーズのマホロアについて、今回の講演では、その声優についての話も出て来ます。
これによると、マホロアはハル研究所の50代のベテランのサウンドクリエイターが声優を務めていることが明らかにされ、会場がウケる状態になっていました。
これは具体的には、ハル研究所の安藤浩和氏がその声優であるということです。
星のカービィ
— ゲームメモ (@gamememo_com) April 19, 2023
デデデ大王を実演する熊崎ディレクター
拍手喝采に pic.twitter.com/ilpnlbuWXJ
また、「星のカービィ」シリーズのデデデ大王は、今回講演をしているハル研究所の熊崎ディレクターが声優を務めています。
そして、会場でその様子が生披露され、こちらも狙い通りウケており、拍手喝采な感じにもなっています。
GDC 2023の講演
「星のカービィ」シリーズについて、ハル研究所の熊崎ディレクターが講演したGDC 2023の内容は上の動画で見ることが出来ます。
この動画は、前半が「星のカービィ ディスカバリー」についての内容で、後半が「星のカービィ Wii」やデラックス、2Dカービィなどについての話です。
前述のマホロアの話は後半に登場するので一度見てみるといいでしょう。
ちなみに、「GDC」は海外のゲーム開発者に向けたイベントです。
このため、表示されている資料は英語であり、開発者向けの専門的な内容も登場します。
ただ、熊崎ディレクターは日本語で講演しているので、全ての内容は普通に理解できると思います。
なお、このGDC 2023のハル研究所の講演のテーマは、「星のカービィ」シリーズは、間口が広く奥深いものを作っているというものです。
また、カービィをヒーローのようにして、誰もがヒーローになれるゲームを目指して開発しているということも明らかにされています。
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