ジム・ライアン、Xbox Series Xの発表を参考にPS5の本体価格を決めた説を否定

　ソニーのプレイステーション5について、1つ話題が出ています。

　今回は、ジム・ライアン氏が、Xbox Series Xの発表を参考にPS5の本体価格を決めた説を否定しています。

PS5の価格、ジム・ライアンは…

　「プレイステーション5」は、通常版が税別49980円（499ドル）、ディスクレス版が税別39980円（399ドル）で販売されています。

　このPS5の本体価格は、なかなか発表されず、予約開始の直前まで伏せられた状態でした。

　このため、ソニーは、PS5の価格設定を最後まで迷っていたのではないかとも言われていました。

　また、「プレイステーション5」は、マイクロソフトの「Xbox Series X」と次世代ハード競争を行う形になっており、このライバルハードの価格を見てから、価格を発表するのではないかとも言われていました。

　そして、実際、本体価格を先に発表したのはXbox Series Xの方であり、PS5は、その後、Xbox Series Xと同じような価格で発売することが発表されています。

　今回、この「Xbox Series Xの発表を参考にPS5の本体価格を決めた説」について、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのトップであるジム・ライアン氏がコメントしています。

　これによると、「Xbox Series Xの発表を参考にPS5の本体価格を決めた説」は間違いであるとしています。

　ジム・ライアン氏は、PS5の価格は、2020年の初めに決定していたとコメントしています。

　このため、その決定から実際の発表までに変更はないとのことです。

　また、PS5の価格は、PS4の価格を参考にして決めており、PS4が399ドルで販売して大成功を収めたので、今回もその価格にすることにしたそうです。

　ちなみに、ソニーのゲーム機については、ニンテンドーDS vs PSPのときにも、先に任天堂がニンテンドーDSを安価に発売することを発表したため、ソニーはPSPの価格を急遽1万円ほど下げたという「噂」が存在します。

　なお、企業がライバル商品の価格を参考にして、自社商品の価格を決めるのは何も悪いことではありません。

　SIEのトップ、ジム・ライアン氏は、同じ海外誌のインタビューで、ソニーは日本市場を重視していることなども述べています。

　ただ、これについては、〇×の意味を強制的に逆にするという、「日本文化の破壊」を認めた張本人ではないかとも言われているので、全てのコメントが空虚に感じるかもしれません。

　ジム・ライアン氏については、他には、PS5の品薄が解消されないので、それに対する苛立ちを感じる人も多いと思います。

　しかし、その問題はいずれ解消されるものの、〇×問題は、日本の日常で見かける〇×の意味と、ゲーム世界で見る〇×の意味が今後も逆なので、ずっとイラっとする可能性があり、本当に日本を重視しているのなら、まず、不評な変更を直して態度で示すべきだという意見もあります。

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