キングダムハーツ3、流出は4本。パッケージの同時期発売は再考せざるを得ない

　スクウェア・エニックスの「キングダムハーツ3」について、野村哲也氏がファミ通のインタビューでコメントしています。

　これによると、流出した今作のソフトは4本あるそうです。

キングダムハーツ3、流出したのは4本

　「キングダムハーツ3」は、2019年1月25日に発売予定です。

　ただ、海外では、発売の1か月ぐらい前から「フラゲ」されています。

　海外のフラゲは、日本より異常に早い状態になっているのは普通なものの、今回は、それよりもかなり早かったので、どうやって入手したのかと不思議がられていました。

　結果、この「フラゲ」は、普通のフラゲではなく、流通過程で盗まれたものだと言われていますが、これについて、スクウェア・エニックスの野村哲也氏がコメントしています。

　これによると、一部では、今回の事件でソフトが大量に流出したのではないかとも言われていましたが、それは事実ではなく、流出した「キングダムハーツ3」のソフトは4本だけだったということが明らかにされています。

　また、ソフト流出に関わるリーク元も、調査の結果1つだけだったそうです。

パッケージの同時期発売は再考せざるを得ない

　スクウェア・エニックスの「キングダムハーツ3」は、全世界ほぼ同時に発売されます。

　最近は、オンラインプレイなども存在するからか、全世界ほぼ同時に発売されないソフトの方が珍しいかもしれません。

　ただ、今回の流出事件で、この状態を変えるかもしれないということを野村哲也氏がコメントしています。

　野村哲也氏は、まず、今回の事件からも分かるように、全世界ほぼ同時に発売するのは、リスクが高いとコメントしています。

　そして、今後自分が手掛ける作品は、少なくともパッケージ版の同時期発売は再考せざるを得ないということを明らかにしています。

　よって、キングダムハーツシリーズなど、今後の野村哲也作品は、海外だけパッケージソフトの発売日を遅らせるかもしれないということがコメントされています。

　ちなみに、さすがに流通過程で盗まれるのは滅多にない話ですが、普通のフラゲとして、2週間ぐらい前にゲットされるのは、海外ではよくある話なので、以前からポケモンのゲームなどで、海外の発売日は日本より2週間ぐらい遅くしろというようなことが言われていたりします。

　なお、日本では、発売3日前にフラゲ出来ればかなり早い方であり、普通は2日前ぐらいにしかゲット出来ていないことがほとんどです。

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