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星のカービィ ディスカバリー、ティンクル・ポポ越え。熊崎シナリオ通りという奇跡

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星のカービィ ディスカバリー、ティンクル・ポポ越え。熊崎シナリオ通りという奇跡

 ニンテンドースイッチ「星のカービィ ディスカバリー」について、1つ話題が出ています。

 話題は、ティンクル・ポポ越えを達成しているというものです。

 

「星のカービィ ディスカバリー」は、「ティンクル・ポポ」という名前だった過去を持つ初代「星のカービィ」を超えたということです

ディスカビ、ティンクル・ポポ越え

 「星のカービィ ディスカバリー」は、ニンテンドースイッチで2022年3月25日に発売された作品です。

 今回、今作のセールス状況が任天堂の決算資料で明らかにされています。

 これによると、「星のカービィ ディスカバリー」の全世界での累計販売本数は、2022年9月末時点で527万本となっています。

 この527万本という販売本数は、「星のカービィ」シリーズで過去最高となります。

 「星のカービィ」シリーズのこれまでの過去最高の販売本数は、ゲームボーイで発売された初代「星のカービィ」の513万本でした。

 よって、「星のカービィ ディスカバリー」は、「ティンクル・ポポ」という名前だった過去を持つ初代「星のカービィ」を超えたということです。

 

ゲーム内で宣言した内容を実際に次回作で達成するというのは、熊崎シナリオ通りの奇跡だと言える状態にもなっています

熊崎シナリオ通りという奇跡

 前作の「星のカービィ スターアライズ」には、以前、「星のカービィ スターアライズ、生誕したときの姿で冒険が可能。さよならカービィ…」の記事でご紹介したような内容が盛り込まれていました。

 これは、桜井政博氏によって考え出された「ティンクル・ポポ」をボスキャラとしてゲーム内に登場させて撃破し、宮本茂氏が作り出させたこれまでの「星のカービィ」シリーズに一旦区切りをつけ、新たな挑戦に打って出るという熊崎ゼネラルディレクターの宣言だと「解釈」できる内容です。

 そして、その時点では、「星のカービィ」シリーズの次回作の内容は何も判明していませんでした。

 しかし、後に本編シリーズ初の3Dゲームになることが発表され、その新たな作品、つまり、ニンテンドースイッチ「星のカービィ ディスカバリー」で「ティンクル・ポポ」のセールス記録を実際に塗り替え(撃破し)、新たなスタートを切ることに成功しています。

 ゲームシリーズの新作は、常に過去最高になるように目指して新作を開発していると思われます。

 しかし、実際にそれを達成するのは難しく、今回、「星のカービィ ディスカバリー」が30年目にしてようやく過去最高記録を塗り替えたのはなかなかすごいことです。

 しかも、ゲーム内で宣言した内容を実際に次回作で達成するというのは、熊崎シナリオ通りの奇跡だと言える状態にもなっています。

「星のカービィ ディスカバリー」は、一番ゲームソフトが売れる年末年始をまだ1回も迎えていないので、いずれ「ティンクル・ポポ」越えになることは確実で、今後600万本を超えて来る

初代「星のカービィ」のセールスが500万本を超えているのが確実なのは、「ティンクル・ポポ」で2万6千本しか受注がなかった状態を、宮本茂氏が手を入れて「星のカービィ」に仕上げた

 なお、初代「星のカービィ」のセールスが500万本を超えているのは確かなのですが、大昔の作品ということで、実際に500何万本売れたのかは意見が分かれる部分もあります。

 このため、実際にはまだ超えていない可能性もありますが、「星のカービィ ディスカバリー」は、一番ゲームソフトが売れる年末年始をまだ1回も迎えていないので、いずれ「ティンクル・ポポ」越えになることは確実で、今後600万本を超えて来る可能性も十分あります。

 ちなみに、初代「星のカービィ」のセールスが500万本を超えているのが確実なのは、「ティンクル・ポポ」で2万6千本しか受注がなかった状態を、宮本茂氏が手を入れて「星のカービィ」に仕上げたことで、最終的に500万本以上売れる状態にしたという「宮本茂伝説」から明らかになっています。

 ただ、この点について桜井政博氏は、「あくまで私の視点」として、「ROM容量が2倍になった」、「それに伴い2周目を追加できた」、「タイトルを変えた」という3点しか、上のインタビューに出て来るような「調整」や「作り直し」はしておらず、任天堂や宮本茂氏などの影響はあまりなかったことを過去にコメントしています。

コメント

  1. 匿名 より:

    >「ティンクル・ポポ」で2万6千本しか受注がなかった状態を、
    >宮本茂氏が手を入れて「星のカービィ」に仕上げたことで、
    >最終的に500万本以上売れる状態にしたという「宮本茂伝説」

    これ、「任天堂ブランドのおかげで500万売れた」こと自体は間違ってないけども
    ミヤホンがゲーム自体に手を入れたってのは明確に間違い
    任天堂がやったのはソフトの容量を増やしただけ
    容量倍増のおかげでエクストラモード実装できたけども
    それを除けばゲーム内容自体はティンクル・ポポ時代と一切変わってない

  2. 管理人 より:

    その部分のインタビューか何かの内容はどこかで読めますか?

  3. 匿名 より:

    カービィはマリオやポケモンやどう森、ゼルダなどには売上が及ばないけど、まあ1000万以上売れるようになりたいですな。

  4. 匿名 より:

    >その部分のインタビューか何かの内容はどこかで読めますか?

    サークライ本人のツイートが残ってる
    https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/43005661247836160
    https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/43006034855464961

  5. 管理人 より:

    なるほど。これが例の「こぶし握り」のやつですね。
    岩田元社長や糸井氏も山内元社長と似たような見解だったとは知りませんでした。
    そうなると触れない方がよかったのかもしれません。
    記事、調整しました!

  6. 匿名 より:

    ティンクル・ポポの話は百均グッズとかでよく聞くパッとしなかった商品をマイナーチェンジとともに名前やセールスポイントを変更したら爆売れ、評価も好評というのと同じようなことだろうね
    名前と売り出し方もかなり大事という

  7. 匿名 より:

    ソフトの容量増ってかなり大事だと思うぞ。

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