「マリオ&ソニック」のオリンピックのシリーズについて、1つ話題が出ています。
話題は、シリーズが終了したのはIOCが原因らしいというものです。
マリオ&ソニック、終了
「マリオ&ソニック」は、「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック」など、オリンピックのゲームとして知られている任天堂とセガのコラボ作品です。
このコラボ作品については、先日、「パリ2024オリンピックのTVゲームは存在。マリオ&ソニック AT パリオリンピックは発売されず」の記事でご紹介したように、2024年のパリオリンピック用の作品が存在しない状態になっています。
今回、なぜパリオリンピック用の「マリオ&ソニック」シリーズが発売されないのかについて、このシリーズの全作品に関わって来た、Lee Cockerという海外のゲームプロデューサーがコメントを出しています。
これによると、「マリオ&ソニック」のオリンピックのシリーズは、「東京2020オリンピック」で終了したとのことです。
また、今後、マリオやソニックも含めて、ゲームなどのキャラクターが主役になるようなオリンピックのビデオゲームが発売されることはないと思うということもコメントされています。
終了した理由はIOCが原因か
「マリオ&ソニック」のオリンピック作品シリーズの終了については、もう少し詳しい内容をEurogamerが報じています。
これによると、「マリオ&ソニック」のオリンピック作品シリーズ終了の理由は、オリンピック関連の権利を持つ「IOC」(国際オリンピック委員会)が、任天堂やセガとゲーム化のライセンス契約を更新しなかったからとなっています。
また、IOCが任天堂やセガとゲーム化のライセンス契約を更新しなかった理由は、他のパートナーやNFT、eスポーツなどへの展開の可能性を考えたからだそうです。
これは、任天堂やセガにライセンスしない方が、より多くの資金が得られる可能性があると考えたからということでもあります。
よって、「マリオ&ソニック」のオリンピックのシリーズは、他の分野でもかなり批判されているIOCの拝金主義の悪い部分が出たことが原因で終了したとみられています。
ちなみに、IOCがゲーム化のライセンスを任天堂やセガに与えなかった結果、前掲の記事のリンク先でご紹介したように、パリオリンピックの公式ゲームは、聞いたことがないようなゲームメーカーが出しているものだけとなっています。
これは、結局、任天堂やセガ以外の有名な資金力のあるゲームメーカーはオリンピックのゲーム化を希望しなかったということでもあり、どう考えてもIOCの儲けとしては「マリオ&ソニック」のオリンピックのシリーズよりも損しているような感じです。
なお、オリンピックのゲームについては、「マリオ&ソニック」という最強コンビによるゲーム作品でも何千万本も売れるような大ヒット作にはなっていないので、他のゲームメーカーが作ってもライセンス料が非常に高いだけで儲からないと思われます。
このため、任天堂とセガは、「マリオ&ソニック」シリーズは、オリンピック自体の非常に大きな宣伝にもなっていたという金銭面以外で発生していたメリットをIOCが理解せず、自身がより儲けるためだけにライセンスを無効化して来た以上、ライセンス料はタダでもいいからもう一度ゲームを作ってくれとIOCが懇願して来るまで放置しておいてもいいような印象もあります。
コメント
任天堂は東京五輪の曲からも降りてたくさいけど、オリンピックなんぞに関わらんでもええやろう
スポーツゲームとかは出せばいいけど
内情も知らずにセガのせいにしてた奴いたけどIOCの方だったか
リーダー(IOC)が有能な仲間(任天堂、セガ)を追放して後で痛い目を見るというなろう系追放モノのようなシナリオがリアルで見れそう。
そんで任天堂とセガは共同でマリオ&ソニックの新作オリジナルパーティーゲー作って大ヒットさせれば完璧
オリムピックは闇深いしな・・まあ終わりでもいいか。
東京五輪含めIOCに良いニュースないな
任天堂はオリンピックから手を引いてもさほどダメージはなさそうだから、影響はそんなにないでしょ
セガからしたらちょっと痛いかも?
オンリピック以外でコラボすれば変な引き抜かれもないと思うんだけどどうなよ
何故すでに実績ある大手よりもよくわからん会社の方が金生み出せると思ったのやら