ニンテンドースイッチ「マリオカート8 デラックス」について、1つ話題が出ています。
話題は、IPと考えているため、コースは変え過ぎに注意しているというものです。
マリカ8 DX、コースはIP
「マリオカート8 デラックス」は、少し前に「コース追加パス」という有料のダウンロードコンテンツの配信が始まっています。
この有料DLCでは、まず、第1弾として8コースが追加されています。
今回、この有料DLCでのコース追加について、日経が任天堂の矢吹光佑プロデューサーのコメントを少し紹介しています。
これによると、「マリオカート8 デラックス」の有料DLCでの追加コースは、過去コースの「リマスター」として追加しているものの、「当時とは違う新しいユニークな体験ができる」ように工夫しているそうです。
例えば、「GBA スカイガーデン」は、そのままだと物足りないので、色々と手を加え、平面だったコースを立体的なコースに変えたとのことです。
ただ、ゲーム作品やキャラクターだけではなく、マリオカートのコースも立派な「IP」(知的財産)だと考えているため、コースを変え過ぎないように注意しているということも明らかにされています。
そして、各ユーザーのそれぞれの思い出を大事にしつつ、IPとして、マリオカートのコースの魅力を上げていくようにしているとのことです。
変え過ぎに注意
ニンテンドースイッチ「マリオカート8 デラックス」の有料DLCで追加されたコースは、「変え過ぎに注意」しているとされていますが、実際には、かなり変わっているコースも存在します。
例えば、上で挙げられていた「GBA スカイガーデン」は、単に立体的なコースにされただけではなく、ショートカットが異なるなど、雰囲気だけ取り入れた別コースと言ってもいいような変わり具合になっています。
それは、上のGBAの原作コースの形状と、
上の「マリオカート8 デラックス」のリマスター版のコースの形状を比較すれば、コースの形状が全然違うものになっていることからも分かると思います。
よって、IPとして「変え過ぎに注意している」とされているものの、実際には、「新しいユニークな体験」の方を重視しているような印象もあります。
また、「新しいユニークな体験」を重視するのは全然悪いことではありませんが、「マリオカート8 デラックス、ココナッツモールのMiiが消え悲しみの声」でご紹介したように、「マリオカート8 デラックス」のリマスター版のコースは、各ユーザーのコースの思い出が大事にされていない部分も見受けられます。
このため、本当にIPとしてコースを大事にしているのならば、矢吹光佑プロデューサーには、もう少し丁寧なリマスターを行って欲しい部分もあるかもしれません。
コメント
チーズランドやリボンロードも同じ理念で作られたんですよね?
特にチーズランドは原作では夜景をバックに走る月面を彷彿とさせるコースで、8での変わり様にはがっかりしました。
チョコマウンテンくらい思いきって変えてくれたほうが楽しい
チーズランドやリボンロードはリマスターではなくリメイクですよ。