
ニンテンドースイッチ「マリオカート ワールド」について、1つ話題が出ています。
話題は、スイッチ1版が変更されスイッチ2で発売されることになったというものです。
マリカワールド、スイッチ1から2に
「マリオカート ワールド」は、ニンテンドースイッチ2で2025年6月5日(木)に発売される作品です。
この作品はスイッチ2のロンチソフトになっていますが、元々はスイッチ2向けに開発していたものではないことが開発者インタビューで明らかにされています。
これによると、「マリオカート ワールド」は、元々はスイッチ1版が開発されていたとのことです。
ただ、スイッチ1向けに「マリオカート8 デラックス」のコース追加パスを発売することが決まるぐらいの時期に、スイッチ2向けの作品に変更することが決まったとのことです。
よって、「マリオカート」については、スイッチ1向けに発売されている「マリオカート8 デラックス」は、WiiU版の完全版であり、スイッチ1向けの完全新作をなぜ発売しないのかとも言われていましたが、当初はスイッチ1版のマリオカート完全新作を発売するつもりはあったということになります。
開発期間は8年も…
「マリオカート ワールド」については、スイッチ1版は2017年3月に試作を開始し、2017年の年末にプロジェクトとして正式にスタートしていることも明らかにされています。
つまり、どこからを開発のスタートとするかはいくつか見解もあるものの、2017年年末とした場合でも「マリオカート ワールド」の開発期間は8年ぐらいだと言える状態になっています。
任天堂のソフトは一般的に開発期間が長いものが多くなっていますが、「マリオカート ワールド」の8年という開発期間はその点を踏まえても長すぎるかもしれません。
開発期間が長くなっているのは、前述のように元々スイッチ1版を作っており、途中でスイッチ2向けに変更したという部分もあるからだと思われます。
あとは、オープンワールドの作品にしたことで物量が非常に増えた部分が影響しているようです。
「マリオカート ワールド」の物量については、コースのバリエーションは軽く100を超え、曲数もジュークボックス用の曲だけでも200曲以上あることなどが明らかにされています。
ちなみに、「マリオカート ワールド」の矢吹プロデューサーは当初、「バリエーションと物量を増やしていく方向」ではない作品にしたかったそうです。
ただ、インタビュー内でも矛盾しているとツッコまれているのですが、実際には「マリオカート ワールド」は典型的な「物量ゲー」になってしまっているので、開発期間の長さは、こういった物量ゲーにしないと言いつつ物量ゲーになってしまったプロデューサーの見積もりの甘さが影響した部分も大きいかもしれません。
なお、「マリオカート ワールド」は、スイッチ1版として開発していた頃はハードスペックの関係もあり、思ったようなオープンワールドのゲームにすることは難しかったそうです。
しかし、スイッチ2向けに変更されたことでハードスペックが上がり、グラフィックを低下させたり、フレームレートを低下させたりするような必要以上の「犠牲」を発生させることなくスムーズに開発できるようになった部分もあるようです。
このため、スイッチ1での発売がなく、マリオカートの完全新作の発売に10年以上もの時間が掛かっているのは、元々スイッチ1でオープンワールドのマリオカートを作るというプロデューサーの判断自体が間違っていた部分も大きいかもしれません。
開発者に訊きました マリオカート ワールド
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コメント
>プロデューサーの見積もりの甘さが影響した部分も大きいかもしれません。
>プロデューサーの判断自体が間違っていた部分も大きいかもしれません。
Switch1でオープンワールドは無謀だと思うけど管理人がめちゃくちゃ辛辣…w
マリカは1ハード1作だけども8DXは完全版だから2作目だすつもりだったのか
スマブラの次回作の開発期間は8年以上にした方が良いよ。
Xの開始から1年後にお披露目で発売まで2年間ダラダラしながら発売は良くないと思う。
開発開始から7年後にお披露目し、同年に発売はリーク対策になるし。各会社(特に他社)との交渉に時間を掛けた方が念のためだし。
全然買えない状態でオンラインがメインになるマリカは入手時期でプレイヤー間の差が出てしまうと不満多いみたいね