
ニンテンドースイッチ2「マリオカート ワールド」の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、オープンワールドのレースゲームにするにあたり特許を出願しているというものです。
マリカワールド、特許を出願
「マリオカート ワールド」は、任天堂の「マリオカート」シリーズの最新作としてニンテンドースイッチ2で発売されます。
今作は、これまでのシリーズで初となる大きな要素が導入されています。
それは、オープンワールドのゲームになったという部分です。
これにより、これまでは分離された単独で存在するコースをそれぞれ遊べるだけだったものが、全てのコースが1つの繋がった世界の中に存在するという状態になったことで、「コースとコースの間」のような部分も遊べるようになっています。
そして、「マリオカート ワールド」は、オープンワールド化により「コースとコースの間」をバリエーションを持たせてプレイできるようにしてあるという部分などに対して特許を出願しています。
これは、「オープンワールドのレースゲーム」を任天堂が特許申請したなどとして批判されている部分もあります。
しかし、実際にはそうではなく、任天堂は「レースゲームをオープンワールドにした」ということ自体の特許は出願していません。
任天堂が特許を出願しているのは、オープンワールドにしながらも従来型の固定コースを存続させつつ、その「固定コース」と「コースとコースの間」などを組み合わせて様々なコースをバリエーション豊かに生み出すというようなものです。
また、それを実現する上で分かりやすくするための工夫や、面白くするための要素なども合わせて特許として出願しています。
よって、「マリオカート ワールド」の「オープンワールドのレースゲーム」自体は、マイクロソフトの「Forza Horizon」など、いくつか既に存在するものがあるので何も目新しいものではありませんが、それをさらに進化させて従来のマリオカートのゲーム性に合うようにしている細かな工夫が今回の特許の内容だということになります。
ちなみに、これは他の「オープンワールドのレースゲーム」が重視していないような部分について任天堂が特許を出願しているとも言えるものなので、他の既存のレースゲームがあまり困るような内容ではないということも言えます。
もし仮に困るレースゲームが出て来るとすれば、既存のオープンワールドのレースゲームが「マリオカート ワールド」を参考にして真似しようとしたときや、既存のマリオカートのパクリゲームが今後オープンワールド化するときぐらいだということです。
ただ、その場合でもソニックなどがマリオカートを真似していても問題視していないように、任天堂は普通のゲームに対しては特許の権利行使はしない可能性が高いかもしれません。
この特許が認められ、任天堂がガチで訴えて来る可能性があるとすれば、広い意味で言えば炎上商法であり、何のリスペクトもなく金儲けのためだけに調子に乗ってパクって作った「パルカート ワールド」のようなものが出て来る場合などに限られるでしょう。
そして、お金も時間も掛かって面倒なものの、最近の任天堂が今回の「マリオカート ワールド」のように、新作ゲームに関連して一々特許を出願しているのは、そういった悪質なパクリゲームを排除するために仕方なく行っている部分もあるかもしれません。
コメント
>何のリスペクトもなく金儲けのためだけに調子に乗ってパクって作った「パルカート ワールド」のようなものが出て来る場合
この一文好き
ただ任天堂もいつ豹変するかわからんからなぁ 社員に過激思考な任天堂派が増えていったらガンガン訴えていくようになるかもしれん笑
という冗談はともかく、あの特許読んでも、おそらくレース会場の間のことを言ってるんだろうなという気はしたけど、日本語なのに何書いてるのか全く読めなかったわ
パルカートワールドは草
ゲーム外の話になるけど、マリカーは悪質な商売に利用された事例があるから先手打っといた方がいいと思う。
パルカーはマジでやってきそうで笑えんよな
ならず者対策ならしっかりやってほしいね